国内

愛子さま会見と悠仁さま卒業式が同日、宮内庁長官「私のミス」異例発言 背景に紀子さまのお怒りか

初めての記者会見に臨まれる愛子さま(写真/宮内庁提供)

初めての記者会見に臨まれる愛子さま。行われたのは悠仁さまの卒業式と同じ日だった(写真/宮内庁提供)

 皇居・宮殿で成年会見に臨まれた天皇家の長女・愛子さまのご立派なお姿に、清々しい気持ちを抱いた国民も多かったことだろう。しかしその1週間後、宮内庁のトップが会見に触れて「私のミス」と発言するという異例の事態が起きた。

 愛子さまの成年会見が行われたのは3月17日。その同日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが通われたお茶の水女子大附属中学校(東京都文京区)で卒業式が行われた。悠仁さまと秋篠宮さま、紀子さまが出席された。

「愛子さまと悠仁さまのお二人の晴れの日が重なったことは、その日程が発表されたときから、宮内庁の担当記者の間で話題になっていました。いずれも重要なスケジュールであることから、重なったことが偶然であることは考えにくく、宮内庁の何らかの意図があるのか、と騒然としていたのです。

 ところが、3月24日の定例会見で西村泰彦宮内庁長官が、日程の重なりは『私のミス』と発言したのです。いまになって一体何があったのかと波紋が広がっています」(皇室記者)

 西村長官は「ミス」が起きた理由について、悠仁さまの卒業式の日程が「私の頭に思い浮かばず調整できなかった」と説明し、「できれば別の日がよかったと個人的には思う」と述べた。宮内庁関係者は疑問を呈する。

「愛子さまの会見は成年となった皇族が行う行事の一環である一方、悠仁さまの卒業式はプライベートです。そもそも性質が異なるので、並列で考えることが妥当かどうか。また、悠仁さまの卒業式は学校行事で、かなり早い段階から日程が決められていたため変更は不可能。日程を“ずらす”のは愛子さま側です。天皇家が、秋篠宮家に配慮する必要があるのか、という疑問が浮かびます」

 皇族のスケジュールの日程の調整は、そもそも西村長官が単独で行うものではない。宮内庁職員、特に天皇家や秋篠宮家を担当する職員の一部は当然、重複に気づいていただろう。それではなぜスケジュールの調整が行われなかったのか。別の宮内庁関係者は「天皇家と秋篠宮家の風通しの悪さが一因ではないか」と分析する。

「天皇家の側近の侍従職と、秋篠宮家の側近の皇嗣職のコミュニケーション不足が露呈したのではないでしょうか。西村長官や侍従職側が悠仁さまの卒業式の日程を失念していたとしても、皇嗣職側から共有があればミスは起こりえなかったはずです。もっとも、上皇ご夫妻が天皇皇后だった時代には、美智子さまがすべてに気を回されていたのでこのようなことはありえなかったのですが……。秋篠宮家は以前から、天皇家より上皇ご夫妻とのほうが距離が近いようですが、その状態はいまも変わっていないのでしょう」(別の宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン