芸能

映画デビューのKoki,「驚くほど上手い」演技で「今後もオファー続く」の声

初主演映画が公開のKoki

初主演映画で存在感を見せたKoki,

 木村拓哉(49才)と工藤静香(51才)を両親に持つKoki,(19才)が映画初出演にして主演を果たした映画『牛首村』。興行収入ランキングでは初週から上位でのスタートを切り、評判は上々だ。SNSなどの口コミでは、怖さだけではない深みのある物語や、若手俳優中心の座組に称賛の声が上がっている。その中でも特に注目を浴びているのが、演技初挑戦となったKoki,。早くも“2世俳優”のイメージを払拭したKoki,について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。

 * * *
 本作は、若者たちがとある村の秘密に迫り、やがて恐怖の渦に飲み込まれていくさまを描いたホラー作品。映画『呪怨』や『輪廻』など、数々の名作ホラーを生み出してきた清水崇監督(49才)による最新作だ。実在する心霊スポットにフォーカスした「恐怖の村」シリーズの第3弾となるもので、福岡の犬鳴峠が舞台の『犬鳴村』、富士の樹海を舞台とした『樹海村』に続き、今作では北陸地方「最の心霊スポット」とも言われる坪野鉱泉などを舞台に新たな恐怖映画を生み出している。

 あらすじはこうだ。ある心霊動画に自分と瓜二つの女子高生が映っているのを目にして驚愕する主人公・雨宮奏音(Koki,)。動画内の少女は同級生たちの度を越えた悪ふざけによって強引に“牛首マスク”を被せられ、廃墟内のエレベーターに閉じ込められてしまう。そこで映像は途切れるのだが、奏音はこれを境に胸騒ぎを感じるように。彼女の周りでは奇妙な現象が立て続けに起こり、何かに導かれるようにして動画の撮影地である坪野鉱泉へと向かうことになる。やがて奏音は自分に双子の妹がいることを知り、そして「牛首村」というおぞましい村の秘密にも迫っていく。

「恐怖の村」シリーズはこれまで、注目の若手俳優を主要な役どころに起用してきた。『犬鳴村』では三吉彩花(25才)や坂東龍汰(24才)、『樹海村』では山田杏奈(21才)に山口まゆ(21才)、神尾楓珠(23才)らが物語の中心に存在したのだ。今作でも、子役時代から活躍し続ける萩原利久(23才)と、ドラマ『最愛』(TBS系)や『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)など話題作への出演が相次ぐ高橋文哉(21才)がヒロインとともに恐怖に立ち向かう高校生役を好演。さらに、映画『ひらいて』での好演も記憶に新しい芋生悠(24才)が物語のカギとなる重要人物に扮している。次代を担う若手俳優が揃い踏み。そんなフレッシュな座組の中心に立っているのが、演技初挑戦のKoki,なのである。

関連キーワード

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン