芸能

鈴木京香、ドラマ撮影中に若手マネジャー逃亡で現場困惑 叱責が原因か

鈴木京香の現場でマネジャーが逃亡する騒動が(写真は2021年10月、舞台を終え、帰宅する京香)

鈴木京香の現場でマネジャーが逃亡する騒動が(写真は2021年10月、舞台を終え、帰宅する京香)

 昨年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で演じたヒロインの母親役が話題になるなど、近年の鈴木京香(53才)はすっかり母親役が定着していたが、今年に入ってから、演じる役柄に変化が表れている。

「京香さんはいま、人気コミック『御手洗家、炎上する』を映像化したNetflixドラマの撮影中です。自宅を火事で失い、人生が大きく変わってしまった御手洗家の娘が、火事の真相を暴いていくミステリーで、京香さんが演じるのは、事件のカギを握る性悪なセレブ妻。あまりの色っぽさに『セカンドバージン』(2010年・NHK)のときの彼女のようだという声も上がっているほどです」(映画会社関係者)

 多忙を極める京香だが、実は人知れず、深刻なトラブルに見舞われていた。

「実は、京香さんのこの現場についていた若手の現場マネジャーさんが突然逃亡したんですよ。連絡すら取れないみたいで。何があったのか心配です」(ドラマ制作スタッフ)

 しかも、『御手洗家~』の現場では、ほかのスタッフまでいなくなってしまったというのだから、穏やかではない。

「撮影スケジュールを管理する担当者まで音信不通になってしまったんです。京香さんのマネジャーさんと連絡が取れなくなり、スケジュールの調整がつかなくなったことでパニックになったのかもしれません」(前出・ドラマ制作スタッフ)

 京香のマネジャーはなぜ“飛んだ”のか。別のスタッフはこんな話をする。

「京香さんにとって久しぶりの“悪女役”ということもあり、役に入りきってピリッとしているように見えました。京香さんの右腕といわれる事務所幹部も来ていて、その2人と接している現場マネジャーはよく叱責されていたんです。だんだんとマネジャーの顔色が悪くなっていったので、かなりのストレスを感じていたのかもしれません」

 新型コロナの影響で、ドラマや映画の撮影現場は感染対策の徹底など、ただでさえ緊張感が漂っているという。そんな中、叱責を受けたことで、強いプレッシャーを感じてしまったのだろうか。

 一方で、この撮影現場では“働き方改善”を謳っていた。その一例が「リスペクト・トレーニング」なるものだ。

「もともとNetflixが自社のオリジナルコンテンツを制作する際に実施している講習です。仕事相手へのリスペクトを高め、ハラスメントを防止し、スタッフが安心して働ける環境を作るためのもので、撮影前に1時間ほどの講習が行われます」(前出・ドラマ制作スタッフ)

 働き方として、「週に1日は必ず休日にする」「撮影時間は1日12時間まで」といった項目のほか、パワハラ防止策として、「体型には触れない」「あだ名で呼ばない」などがあり、「人前で怒鳴って注意するのもハラスメントになる」とも警告している。それだけに、関係者の“音信不通の連鎖”は、現場を困惑させているという。

「講習を受けた直後の出来事でしたからね……確かに叱責されていましたが、ミスをすれば当然のことでしょうし、一昔前なら若手育成のための愛のムチといえる範囲に見えました。共演者のなかでは、“え、それぐらいで飛んじゃう?”“根性がないなぁ”と苦笑いしている人もいれば、“いまの若い世代にあの言い方はアウトかな”と顔を曇らせる人も。賛否あったようです」(前出・別のスタッフ)

関連キーワード

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン