複数の女性との多重交際がキャッチされた市川海老蔵(44才)。さらに、『女性セブン』2022年4月21日号では、小林麻央さん(享年34)と暮らした邸宅で2人の女性と密会していたとも報じられた。
「麻央さんとの“思い出の家”で複数の女性と会っていたというのですから、相当なイメージダウンですよ。これまでの“多重交際”よりもイメージはよくないですね」(芸能関係者・以下同)
さらに、麻央さんの姉である小林麻耶(42才)がブログやYouTubeで海老蔵批判を繰り返していることの影響も大きい。
「麻耶さんの批判の頻度はだいぶ低くなってきましたが、両者間にある溝が埋まる気配は一切ないまま。一応、海老蔵さんは一度謝罪をしたようですが、それで事態は収まっていませんし、まだまだ麻耶さんサイドからの攻撃は続くと思います」
ここで気になるのが、海老蔵の「十三代市川團十郎白猿」襲名のタイミングだ。本来であれば2020年5月に襲名公演が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期となっている。
そんななか、4月8日に都内で開かれた『團菊祭五月大歌舞伎』(歌舞伎座、5月2~27日開催)の取材会で、尾上菊五郎(79才)は、「今年中には市川團十郎が誕生しそう」と発言。年内に、海老蔵の團十郎襲名がありそうだと示唆したのだ。
「海老蔵が歌舞伎界で最も客が呼べる存在であり、“團十郎襲名興行”が最大のドル箱であることは間違いない。興行主となる松竹もできるだけ早く團十郎襲名興行を開催したいと思っているでしょう。だからこそ、松竹も海老蔵のスキャンダルや麻耶さんの暴露をスルーしている。もしもここで松竹が謝罪なりなんなりをしてしまったら、襲名興行の開催が危ぶまれますからね」
とはいえ、イメージダウンが否めない状態の海老蔵に、さらなるスキャンダルが舞い降りてくる可能性も否定できない。
「松竹はどうにかして襲名興行のスケジュールを組もうとしているでしょうが、海老蔵に関する何らかの報道が出てくるかもしれないし、麻耶さんとの騒動も全然解決していないしで、なかなか動きにくい。もちろん、ここで強行突破するというのもひとつの手ですが、歌舞伎界の中でも海老蔵の現在の動きを批判する声も上がっているようで、松竹だけの一存で動けない事情もある。松竹としては、本当に悩ましい状況でしょうね」