ライフ

生島ヒロシ、「平日は1日2食、休日は1日1食」で訪れた大きな体調変化

平日は1日2食、週末は1日1食という生島

平日は1日2食、週末は1日1食という生島

 引退試合を終えたばかりの体操界のレジェンド、内村航平(33才)。70才を超えてなおテレビやラジオで活躍し続けるタモリに生島ヒロシ。デビュー当時と変わらないパフォーマンスを続ける未唯mieや53才にして甘いマスクと歌声が健在な福山雅治、テレビ朝日の“昼の顔”大下容子アナウンサー(51才)。ジャパネットたかたの高田明前社長(73才)に星野リゾートの星野佳路社長(61才)。

 年代も性別も職業もまったく違う彼らには、ある1つの共通点がある。それはずばり食習慣。名前を挙げた8人は、みな「1日3食」をやめた人たちばかりなのだ。長らく、健康な体を作るためには規則正しい生活を送ること、とりわけ決まった時間にしっかり3食食べることが肝要だとされてきた。だが、その常識はもう、過去のものになりつつある。

 アナウンサー生活46年目にして平日朝の生放送ラジオ番組のパーソナリティーを務め、『70代現役!「食べ方」に秘密あり』(青春新書インテリジェンス・健康長寿の研究に詳しいイシハラクリニック院長の石原結實さんとの共著)の著書もある生島ヒロシは、自身の健康の秘訣は3食食べないことにあると語る。

「食生活を大きく変えたきっっかけはステイホーム生活にありました。それまでは会食が多く、各地での講演に飛び回るなど仕事も不規則だったこともあり、小腹が空いては1日何食も食べてしまっていた。当然、体重は増加の一途を辿るうえ胃の調子も常に悪く、いつも薬が手放せなかった。

 そんな状況を変えたいと思い、コロナ禍で会食がなくなったことを機に平日は昼食と夕食の1日2食、週末は夕食のみの1日1食に思いきって減らしてみたところ、体調に大きな変化があったのです」(生島・以下同)

愛妻が作る夕食

しっかり食べるのは愛妻が作る夕食。メニューはロールキャベツのコンソメしょうゆ味に大豆昆布煮、甘卵焼き、太巻き、野菜たくさんのポテトサラダ、山椒塩昆布、自家製梅干し、錦松梅、五分粥

 最初に効果が表れたのは便通だった。

「不規則な生活をしていた頃は軟便が続いていたのですが、食べる回数を減らしてからは形のいい便がすっきりと出るようになった。いかに体内に無駄なものがたまっていたかが目に見えてわかりました。

 食事を摂るときに気をつけているポイントは、炭水化物を少なめにしてたんぱく質を多く摂ること。栄養バランスを考えて、プロテインをベースに、にんにくエキスや腸活サプリメントなどを入れた特製ジュースもよくのんでいます。食事の時間ではないのに強い空腹を感じるときは、おやつとしてチーズや素焼きアーモンドをつまむこともあります」

 食事を摂る時間もおおむね決まっており、午後6時くらいまでに夕食を食べ、朝はすりおろしたしょうがを入れた紅茶だけ。これを実践すれば12時間以上は固形物を入れずに過ごすことができる。

「平日は毎日早朝からラジオの生放送があるため、夜10時には布団に入るようにしていますが、その3時間前には夕食を終えるようにしてからは、明らかに睡眠の質が向上しました。すっきり目覚められるうえ、お腹の調子もいい。長年手放せなかった胃薬もやめられたし、免疫力も上がっているようで新型コロナとも無縁の生活です」

※女性セブン2022年4月28日号

夕食は盛りだくさん

フルーツ入りヨーグルト、ポテトサラダ、ミートソースパスタ、具だくさんのトマトスープなど盛りだくさん

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン