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小栗旬『鎌倉殿の13人』密着番組で“内助の功”が賞賛、妻・山田優の戦略

山田優の存在感が高まってきているのだという(写真/共同通信社)

山田優の存在感が高まってきているという(写真/共同通信社)

 飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・小栗旬(39)。5月3日には、主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台裏に密着したNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』が放送された。番組では役柄に入り込むストイックな姿が紹介されたが、注目を集めたのが妻・山田優(37)との関係性だ。

 2人のやり取りが見られたのは、小栗に密着していたディレクターが妻の出産に立ち会うか、大河の第1話の撮影に帯同するか悩むシーン。

 小栗が妻の元へ帰るように促していると、ちょうど山田から電話が鳴る。事情を聞いた山田は「出産より(すごい)ドラマはない」「絶対に帰ってあげて」と電話越しに説き、背中を押されたディレクターは、出産に立ち会う決意を固める──。

 この場面にネット上では〈山田優、いい嫁すぎる!〉〈小栗旬って奥さんの意見を聞くんだね〉と“内助の功”に賞賛の嵐。そして〈山田優の声、久しぶりに聞いた〉と驚く声もあった。

 沖縄県出身の山田は、1995年に歌手としてデビュー。2000年にファッション誌『CanCam』の専属モデルとして人気に火がつくと、女優としても活躍。2012年にドラマでの共演がきっかけで交際していた小栗と結婚した。

 2人の子供を出産し、2019年には小栗のハリウッド進出を見据えて家族全員でロスへと移住。翌年には第三子を現地で出産したと報じられたが、コロナの影響で帰国した。

 芸能ジャーナリストの城下尊之氏は山田のNHK出演を、「しっかりした女房というイメージづくりもあるのではないか」と見る。

「今回の『プロフェッショナル』では、電話越しの山田さんが“撮られている”のを理解しているように見えた。NHKの関係者に聞くところによると、大河の撮影現場に山田さんが差し入れを持ってきたこともあったようです。座長の妻として、スタッフを労う“相撲部屋のおかみさん”のような印象を世間にアピールする意図があったのではないでしょうか」

 帰国後はテレビ出演こそ少ないものの、山田の存在感が高まってきているのだという。

「昨年は自身がプロデュースするホームケアブランド『Yum』を発表していますし、長女と一緒にアパレルのモデルをやる姿をSNSに投稿するなど、“ママタレ”としても頭角を現わしてきています」(城下氏)

 国際派のママタレとして、芸能界に本格復帰する日も近いか。

※週刊ポスト2022年5月20日号

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