過去には、帽子をプレゼントしたこともあった。
「番組の企画で、有吉さんは『お世話になっているのは、ただひとり』と上島さんのためにデパートで帽子を購入していました。そのときも『赤が好きだから』と赤い帽子を選んでいましたね。帽子を渡された上島さんは大喜びで、涙を拭いながら『くるりんぱ』を披露していました」(芸能記者)
有吉にとって、上島さんは仕事がないドン底時代を支えてくれた大恩人。毎晩一緒に飲み歩き、金銭的にも精神的にも助けられていた。上島さんをドギツくイジっていたのも、深い愛情があるからこそだ。
「有吉さんは元フリーアナウンサーの夏目三久さん(37)との交際を周囲の関係者にすら、ひた隠しにしていましたが、上島さんにだけは結婚を事前に報告していました。また、『上島竜兵をバカにするやつは許せない』とも公言していました。番組で上島さんの話題が出たとき、『どこかで本当にあの人のことが好きなんだろうね。恥ずかしいんだけど』と話しているくらいで、その愛は誰から見ても明らかでした」(前出・芸能記者)
多忙により、さすがに近年は一緒に飲む回数は減ったものの、有吉が上島さんを慕う気持ちに変わりはない。前出の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で、有吉は「上島さんが亡くなって寂しいけど、古典落語になるくらい、いろいろ話すこともある。まだまだ感謝を伝えきれないこともたくさんあるし、上島さんのことを忘れずにうだうだとお話していこうと思います」と宣言していた。
上島さんは“愛弟子”の胸に生き続ける──。