2人で高級中華に舌鼓。かつては真央に対する「憎らしさ」も語ったのは舞。さらに家族にも事情が…
父との「1年半の音信不通」
前述したように、姉妹の母・匡子さんは2011年に他界した。一方、60代の父親は、地元の愛知・名古屋で暮らす。高額な費用がかかるフィギュアスケートに真央や舞が打ち込めたのは、経営者だった父の存在が大きい。だが、父は娘たちに関する取材を受けることはおろか、大きな大会ですらリンクに足を運ぶことはほとんどなかった。
「若くしてホストクラブなどを経営するやり手でしたが、表に出ずに縁の下の力持ちに徹して姉妹を支えていました。2014年のソチ五輪も、現地観戦していません。匡子さんの死後、真央さんに付きっきりだった匡子さんに代わって、送り迎えや家事を全部お父さんが引き受けた。真央さんも全面的に信頼していました」(一家を知る人物)
しかし、父娘の関係を揺るがす騒動が起きる。2015年に、父と交際女性とのトラブルが報じられたのだ。
「交際相手に対する傷害罪で逮捕されたんです。しかも、真央さんは新しい交際相手がいることを知らされていなかったようで、大きな裏切りと感じたようです」(前出・一家を知る人物)
騒動からしばらく経った2020年、真央は『とくダネ!』(フジテレビ系)のインタビューで次のように明かした。
「1年半ぐらいずっと連絡を取っていない時期があった」
そう父との断絶を告白したのだ。時期は明言しなかったものの、逮捕騒動が理由だとみられている。
「その後、関係改善し、実家にも足を運んでいるようですが、それでも真央さんの心には小さなトゲのようなものが残っているそうです」(前出・一家を知る人物)
母と死別し、父とは距離──そんな状況のなか、真央と舞、姉妹の結びつきは固くなっていった。しかし、その結びつきに懸念を抱く人もいる。
ゴールデンウイーク中の5月5日、舞の姿が都内の繁華街にあるパチンコ店で目撃された。舞は深々とキャップを被っていたが、スロット台やパチンコ台を行ったり来たりして6時間ほど店内に滞在。舞のギャンブル好きはごく一部の人間しか知らず、どこか後ろめたいのか、周囲には隠しているという。
「真央さんにとって、いまは第二の人生を何に軸足をおいて生きていくか決める大切な時期でもあります。そんななかで、“自立”していない姉妹が寄り添っているのは危うく見える。仲のよさはほほえましいのは間違いないのですが、このままずっとこの関係での生活が続けられるのか、不安もあります。貯金を取り崩す生活ではなく、真央さんらしさを生かした場をしっかり切り拓いてほしい」(前出・姉妹の知人)