芸能

浅田真央 固くなる姉との結びつき、父との断絶…セカンドキャリアへの不安

中華料理を楽しんだ後、腕を組んで歩く麻央(右)と舞

中華料理を楽しんだ後、腕を組んで歩く真央(右)と舞

 浅田真央は2017年に、フィギュアスケート競技から引退した。引退後は、自身がプロデュースするアイスショー「浅田真央サンクスツアー」で全国各地を巡っていたが、そのツアーは昨年4月に大千秋楽を迎えた。一方、今年、新たなアイスショーを開催するための準備が進められている。この3月に、自らの名を冠したアイスリンク「MAO RINK」が再来年、東京・立川市にオープンすることも発表された。

「真央さんは以前から“海外に比べ日本はアイスリンクが少ない”と嘆いていて、日本でのフィギュアスケートの発展、普及、強化のためにもリンクの設立は悲願でした」(スポーツ紙記者)

 自分をここまで育ててくれたスケートへの恩返しと、未来のスケーターたちへの支援。そんな真央の横には、最近、いつも姉である浅田舞(33才)の姿がある。真央の住むマンションは家賃が約80万円で、リビングとダイニングを合わせて20畳以上の広々とした部屋だが、間取りは1LDK。もともとは真央がひとりで住むために借りた部屋のようだが、最近になって舞はほぼ一緒に暮らすようになったという。

真央のことが憎らしくなってきた

 浅田姉妹が注目を浴び始めたのは15年以上前のことだ。舞が7才、真央が5才のとき、一緒にスケートを始めると、真央は14才で、全日本ジュニア選手権で優勝。その後は中学生ながらシニアの大会でも表彰台に上り、天才少女の名は世間に知れ渡った。いつしか舞は“真央ちゃんのお姉ちゃん”と呼ばれるようになった。

「ジュニア時代の舞さんは5種類の3回転ジャンプを跳べる数少ない有望選手でした。しかし真央さんの実力は、舞さんとは比べようもないほどでした。彼女自身、真央さんの才能と練習量を見て、いずれ抜かれるときが来る、とわかっていたようです。それでも、自分なりに頑張ろうと思っていた矢先にけがをして、精神的に不安定になったところに拒食症が重なり、スケートどころではなくなって……」(スポーツジャーナリスト)

 大学進学後、スケートから離れた舞は、真央に付きっきりの母・匡子さん(享年48)への反抗心を増幅させたと語っている。髪は金色、目は上下につけまつげ、カラーコンタクトを入れギャルファッションに身を包んだ。家にいることが苦痛になり、夜になるとクラブで踊り、生活が荒れていったという。

 舞は当時のことを『婦人公論』(2016年7月26日号)で次のように振り返っている。

《母とたまに顔を合わせると、そのたびに「真央がこんなに一生懸命練習しているのに、あんた何なの?」とか、「お願いだから真央に迷惑をかけないで」と言われるのです。しだいに、真央のことが憎らしくなってきた》

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン