「姉妹の世界」は居心地が良いのか(フードデリバリーを受け取りパチンコ店へ向かう舞。5月)
多くのトップスケーターは引退後に解説者やキャスターとして活躍する。荒川静香(40才)や鈴木明子(37才)、村上佳菜子(27才)は的確な言葉で感動を伝え、解説者として高く評価されている。
「でも真央さんは五輪でもGPシリーズなど大きなフィギュアスケートの大会でも、解説やキャスターとしていっさい登場していません。引退直後には『人を評価したくない』という思いが強くやりたくなかったと聞きましたが、今年の北京五輪のオファーもことごとく断ってしまった。いまからその道を目指すのはかなり厳しいでしょう。
安藤美姫さんのようにタレントを目指すというのも難しい。“真央ブランド”が高値で売れる時期は過ぎたともいわれ、CMもいつまで続くか保証はありません。30才を超えたいま、仕事は踏ん張りどころかもしれません」(スポーツ紙記者)
気心の知れた「姉妹の世界」は居心地がいいはずだ。だが、アンバランスな関係は、いずれ袋小路に入るリスクがある。助け合って生きて──生前の匡子さんが姉妹に遺した言葉は、重い。
※女性セブン2022年6月2日号