アプリ運営会社の最新サポート体制、本当に安全なの?
マッチングアプリのトラブルで最も多いのは、独身と嘘をついて登録していた既婚者と恋愛し、図らずも不倫してしまうこと。ほかには、詐欺や性被害も……。これらの被害に対し、ここ数年、アプリ運営会社も本腰を入れて取り組んでいる。その一部を紹介しよう。
【主な管理&サポート体制】
●身分証明書の確認
ユーザー登録時に運転免許証や健康保険証など、生年月日が明記された身分証明書を提出。別人へのなりすまし、未成年者の登録などを防いでいる。
●利用規約と通報体制
多くのサイトが利用規約(既婚者、勧誘、金銭目的、経歴詐称など)を設けており、違反した人は通報され、強制退会処分となる。
●24時間体制で監視
AIが会員のメッセージやプロフィール写真を24時間監視しており、不快な内容は人目に触れる前に削除している。
●インターネット異性紹介事業届
アプリ運営会社は、都道府県公安委員会への「インターネット異性紹介事業届」の提出が義務付けられている。これを明記していないアプリは未届けの可能性が高い。サポート体制にも不安が残るため登録は控えよう。
取材・文/前川亜紀
※女性セブン2022年6月16日号