芸能

高野洸がインタビューで明かした「役者とアーティストの”交差点“」

高野洸

高野洸が明かした「役者とアーティストの”交差点“」

 2.5次元ミュージカルの人気作『刀剣乱舞』への出演や、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』では2019年から主演を務めるなど、シーンを牽引する1人の高野洸。実はテレビアニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ曲『ようかい体操第一』で人気を博したDream5のメンバーとして2009年にデビューし、2016年のグループ活動終了後にソロ活動を本格的にスタートさせた。24才にして人生の半分以上を芸能の世界に捧げ、役者とソロアーティスト、2つの顔を持つようになった高野洸。6月8日には、2ndアルバム『2LDK』(エイベックス)リリースする。「役者もアーティストも、両方楽しい!」という高野の現在地とはー!?

――今年で25才を迎えられますが、節目のような感覚はありますか?

高野:その感覚はないんですよね(笑い)。若いときから仕事をしてきたこともあって、同世代より先に経験を積んだり学ぶことが多かった分、精神年齢は高いのかもしれません。だから、単純に年齢だけじゃはかれないなって思うんですよね。ただ、最近は後輩も増えてきたので、“大人のステージ”に上がった感じはあります。

――俳優とアーティストで活動されていますが、両立している中で、相乗効果を感じることはありますか?

高野:ぼくは両方やることが性に合っているみたいで、精神的にもバランスが取れるし、それぞれの仕事にもいい影響を与えられているんじゃないかな…と思います。俳優の仕事では、人の感情の奥底まで知っていくような感覚があるんです。台本を深掘りしていく段階で、どういう気持ちで会話しているのかを考えたりすることは、アーティスト活動にも良い影響を与えていると思います。アーティスト活動では、自分で創作もして発信していくので、やりがいがある。MV撮影では俳優として培った表現力を自然と生かすこともできていると思うし、両方の仕事は、繋がっているように感じます。

――俳優としては、2.5次元ミュージカルで人気作に出演されています。その世界に挑戦していくときは、どんな心境でしたか?

高野:もともとDream5というグループでアーティスト活動をしていたので、最初は俳優になりたいと思っていたわけではないんです。高校が芸能コースだったので、授業で演技レッスンがあって、その授業を受ける中で演技って楽しいなと思いはじめました。だから、高3でグループが活動終了することになったときに「これからは俳優で頑張っていきたい」って、自分から事務所に伝えたんです。2.5次元ミュージカルに初めて出演したときは緊張もしたし、気負うような感じもありました。でも、原作のキャラクターを自分になじませて動いていくという作業は、自分には向いているな…と感じることもできたんです。ミュージカルに出演してみると、想像以上に歌うことも踊ることも多かったんですよね。その中で、せっかくいままでアーティストとしてやってきた経験があるんだから、アーティストとしても、もう一度活動していきたいと思うようになりました。

関連記事

トピックス

オーナーが出入りしていた店に貼られていた紙
「高級外車に乗り込んで…」岐阜・池田温泉旅館から“夜逃げ”したオーナーが直撃取材に見せた「怒りの表情」 委託していた町の職員も「現在もまだ旅館に入れない」と嘆き
NEWSポストセブン
記者の顔以外の一面を明かしてくれた川中さん
「夢はジャーナリストか政治家」政治スクープをすっぱ抜いた中学生記者・川中だいじさん(14)が出馬した生徒会長選挙で戦った「ものすごいライバル候補」と「人心を掴んだパフォーマンス」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博内の『景福宮』での重大な疑惑が発覚した(時事通信)
《万博店舗スタッフが告発》人気韓国料理店で“すっぱい匂いのチャプチェ”提供か…料理長が書いた「始末書」が存在、運営会社は「食品衛生上の問題はなかった」「異常な臭いはなかった」と反論
NEWSポストセブン
63歳で初めて人生を振り返った俳優・小沢仁志さん
《63歳で初めて人生を振り返った俳優・小沢仁志》不良役演じた『ビー・バップ』『スクール☆ウォーズ』で激変した人生「自分の限界を超える快感を得ちまった」
NEWSポストセブン
釜本邦茂さん
サッカー界のレジェンド・釜本邦茂さんが「免許返納」密着取材で語っていた「家族に喜んでもらえることの嬉しさ」「周りの助けの大きさ」
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがニューシングル『Letter』をリリース(写真・左/AFLO、写真・右/Xより)
羽生結弦の元妻のバイオリニスト・末延麻裕子さん、“因縁の8月”にニューシングル発売 羽生にとっては“消せない影”となるのか 
女性セブン
中学生記者・川中だいじさん(14)が明かした”特ダネ”の舞台裏とは──
「期末テストそっちのけ」中学生記者・川中だいじさん(14)が抜いた特ダネスクープの“思わぬ端緒”「斎藤知事ボランティアに“選挙慣れ”した女性が…」《突撃著書サイン時間稼ぎ作戦で玉木氏を直撃取材》
NEWSポストセブン
釜本邦茂さん
メキシコ五輪得点王・釜本邦茂さんが語っていた“点取り虫”になる原点 “勝負に勝たなければならない”の信念は「三国志」に学んでいたと語る
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴行動画に批判殺到の花井組》社長らが書類送検で会社の今後は…元従業員は「解体に向けて準備中」、会長は「解体とは決まっていない。結果が出てくれば、いずれわかる」と回答
NEWSポストセブン
雅子さまのご静養に同行する愛子さま(2025年8月、静岡県下田市。撮影/JMPA) 
愛子さま、雅子さまのご静養にすべて同行する“熱情” そばに寄り添う“幼なじみ”は大手造船会社のご子息、両陛下からも全幅の信頼 
女性セブン
猫愛に溢れるマルタでは、動物保護団体や市民による抗議活動が続いているという(左・時事通信フォト)
《深夜に猫地面にたたきつける動画》マルタで“猫殺し”容疑で逮捕の慶應卒エリート・オカムラサトシ容疑者の凶行と、マルタ国民の怒号「恥を知れ」「国外に追放せよ」
NEWSポストセブン
大神いずみアナ(右)と馬場典子アナが“長嶋茂雄さんの思い出”を語り合う
大神いずみアナ&馬場典子アナが語る“長嶋茂雄さんの思い出”「こちらが答えて欲しそうなことを察して話してくれる」超一流の受け答え
週刊ポスト