森林:筑駒生は「99%が童貞のまま卒業する」と言われているけど、恋愛経験はどうだった?
奈央:恋愛以前に女性と接点がないからどんな話をしていいか分からなかったし、ルックスも「オタク」だという自覚があったから「このままだったら一生モテないんじゃないか」と悩みました。それで高2の時に服装かから話し方まで“自己プロデュース”して大改革を起こしたんです。
森林:それは誰かに指摘されたの?
奈央:いえ、自らテレビやファッション誌などに存在する“モテの先人たち”を観察し、自分に取り入れました。興味もあったけどモテを意識してバンドも始めて。それで高2で初めて女子御三家と呼ばれる進学校に通う彼女ができました。初体験の相手もその子です。
森林:僕の初体験は高1で、奈央君と同じく文化祭に遊びに来ていた御三家の桜蔭学園の子でした。
(第3回へ続く)
【プロフィール】
森林原人(もりばやし・げんじん)/1979年生まれ、神奈川県出身。筑波大附属駒場高卒業後、1浪して専修大学。在学中の1999年にAV男優デビューし大学は中退。以後、第一線で活躍しており今年で男優歴23年、AV出演本数は1万本超。著書『AV男優森林原人のイケるSEX』(扶桑社)などの執筆や講演活動も精力的に行なっている。
奈央(なお)/東京都出身。筑波大附属駒場高卒業後、現役で一橋大学に入学。大学卒業後は外資系企業、スタートアップなどに勤務。現在は上場企業に勤める傍ら、女性向け風俗「アーメン東京」所属のセラピストとして活躍中。
※週刊ポスト2022年7月8・15日号