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西島秀俊、強まる海外志向 それでも慎重になる背景に「小栗旬の挫折」「家族」

西島秀俊の海外志向は強まるが…

海外志向も強まる西島秀俊は小栗旬を「弟のようだ」と話している

『ドライブ・マイ・カー』が世界の映画賞を席巻したのは、主演の西島秀俊(51才)の存在が大きかったと誰もが言う。19才でオーディションに合格し俳優の道へ。映画をこよなく愛し、年間300本もの作品を見て俳優としての力をつけたという彼が、次に目指す舞台は──。

《西島秀俊目当てで見てるので、今日は超絶つまらない》、《西島秀俊でもっているようなドラマなのに、まさかほぼ出ないなんて》──7月19日、SNSに視聴者の叫びがあふれたのは、ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)の放送直後である。

 ドラマは、永野芽郁(22才)演じるヒロインが仲間と共に起業し、教育系アプリを手掛ける会社のCEO(最高経営責任者)として奮闘する物語で、西島秀俊はひょんなことからヒロインに雇われる中年の元銀行員・小鳥智志を演じている。

「西島さんは、メインキャストで唯一のオジサン枠。若手メンバーとのジェネレーションギャップに戸惑いながらも、少年のように目を輝かせながらひたむきに仕事をする姿が胸を打ち『うちの職場にもこんな男性が欲しい!』と、視聴者の心をわしづかみにしています」(テレビ局関係者)

 冒頭に戻ろう。この日放送された第3話では、ストーリー展開の関係で、西島がほとんど登場せず、不満の声が殺到。はからずも本作における彼の存在感の大きさを証明する形になった。「西島さんが出る民放ドラマは目に焼き付けておいた方がいい」と話すのは、別のテレビ局関係者だ。

「西島さんはすでに、2023年1月期の連続ドラマの主演も決まっていますが、今後彼が日本のドラマに出演するのはレアケースになるかもしれません。いま、西島さんが出演するApple TVで配信される海外ドラマが撮影中で、これを機に海外の作品にも目を向けていきたいと考えているようなんです」

 西島が出演予定の海外ドラマは、映画『ムーンライト』(2016年)や『ミッドサマー』(2019年)をはじめ賞レースにも絡む気鋭の作品を世に送り出しているアメリカの映画製作・配給会社「A24」が製作を担当。主演はハリウッド女優のラシダ・ジョーンズ(46才)で、西島はその夫のロボット工学者を演じる予定だ。

「オーディションを受けてこの役を勝ち取ったのだとか。ちょうど昨年、『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞をはじめアメリカの映画賞で華々しい結果を残したこともあり、海の向こうでも彼の演技力や存在感に注目が集まっていたのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

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