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今オフFA争奪戦必至の西武・森友哉 巨人、阪神より移籍の可能性がある「意外な球団」

どのチームも欲しいのが本音だが…(時事通信フォト)

どのチームも欲しいのが本音だが…(時事通信フォト)

 昨年の最下位から生まれ変わったのが西武だ。強力打線がチームの伝統カラーだったが、今季はチーム打率.228に対し、チーム防御率2.50と投手陣が抜群の安定感を誇り、混戦のパ・リーグで首位に躍り出ている。西武を取材するスポーツ紙記者はこう語る。

「獲得に動いた秋山翔吾(レッズから広島に移籍)が戻ってこなかったのは残念ですが、投手陣が盤石なので大崩れはしないでしょう。十分に優勝を狙えると思います。オフは外崎修汰と森友哉がFAで流出危機ですが、毎年のように主力が他球団に移籍しているので年中行事ですね。古賀悠斗、柘植世那は森のような打力こそありませんが、守備型の捕手で投手陣をうまくリードしている。もちろん外崎と森には残ってほしいですが、主力が移籍しても代わりになる選手が必ず出てくるのは西武の伝統ですね」

 外崎は7月15日に国内FA権を取得。内外野守れるユーティリティープレーヤーでパンチ力も兼ね備え、2019年には26本塁打をマークしている。森はこのまま試合に出続ければ8月中に国内FA権の取得条件を満たす。球界で稀少な「打てる捕手」で、2019年に打率.329でパ・リーグの捕手としては野村克也氏以来となる首位打者を獲得。森に関しては、正捕手が固定できていない巨人と阪神が獲得に動くと一部メディアで報じられている。FA行使となれば争奪戦になることは必至だが、球界関係者は意外な見方を示す。

「森が巨人、阪神でプレーするイメージはわかないですね。以前より性格が丸くなりましたが、上から抑えつけられるのを嫌がるタイプです。髪型も自由にしたいし、伝統を重視する球団には合わないでしょう。そもそも阪神が獲得に動くのか疑問です。甲子園で吹き荒れる浜風は左打者に不利で、右打者のほうが欲しい。捕手は梅野隆太郎、坂本誠志郎、次世代の正捕手候補の栄枝裕貴もいる。来季から就任する新監督の方針も大きく影響すると思いますが、森の獲得に動かないこともあり得る」

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