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娘を奪われる

 小室夫妻ウォッチャーを自任する漫画家の倉田真由美氏が語る。

「圭さんの仕事や収入の不安が解決されたいま、大切な家族である佳代さんをニューヨークに呼び寄せるのは自然なことだと思います。

 圭さんが合格したことでビザの問題も解決し、眞子さんも働くという選択肢を得ることができた。眞子さんは学芸員として働きたいというお気持ちがあるのではないでしょうか。もし佳代さんが同居することになれば、家事をサポートしてもらえるので、夫妻はバリバリ働ける。眞子さんも助かるはずです」

 将来的に妊娠・出産となれば、眞子さんにとって佳代さんの存在はより大きくなると倉田氏は言う。

「プライベートかつデリケートな問題ですが、もしお子さんができた時、小室さんのお母さんが身近にいてくれたら、眞子さんはこの上なく心強いはず。一般的には実の母親が娘の出産や子育てをサポートするケースが多いと思いますが、紀子さまは立場的に私的な理由で国外に行くことは難しいでしょうから」

 だが、前出の皇室ジャーナリストは、佳代さんとの同居は秋篠宮夫妻にとっては複雑な事態だと明かす。

「婚約直後に佳代さんの金銭トラブルが発覚して以来、秋篠宮夫妻は眞子さんの結婚に慎重な姿勢を貫いてきました。秋篠宮さまの55歳の誕生日に先立つ会見では、『結婚することを認める』としながらも、『決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない』と述べられています。圭さんとの結婚にこだわった眞子さんとの間に確執が生じているとの報道もありました。

 佳代さんとの同居で、眞子さんが小室家に完全に“取り込まれる”ことになれば、秋篠宮夫妻と眞子さまの溝がさらに深まる可能性も高い」

 圭さんが司法試験に合格したことで、眞子さんも安定した生活が送れるようになり、秋篠宮家もさぞや安心したことだろう。だが、この先に佳代さんとの同居が待っているとしたら、秋篠宮家の苦悩は深まるばかりだ。

「どんな親も、遠く見知らぬ場所で暮らす娘のことは心配でならないはず。そこに娘夫妻の結婚を難題にした張本人がいるなら、なおのことでしょう。しかも、秋篠宮家の場合は立場上、眞子さんの元に駆けつけることができないのです」(同前)

 仮に眞子さんが出産しても、秋篠宮夫妻は孫の顔を見にいくことも簡単には叶わない。

 夫が弁護士として激務をこなすなか、眞子さんと佳代さんが育児を通じて蜜月を深めるほど、眞子さんと秋篠宮家の距離は遠くなる。

「佳代さんとの同居が始まれば、眞子さんと秋篠宮家は最終的に絶縁するかもしれない」(同前)

 父娘の隙間に吹く風は、さらに冷たさを増していくのか。

※週刊ポスト2022年11月11日号

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