井ノ原の妻・瀬戸朝香(2019年撮影)
「『オーラがない』や『整形すれば?』とまで言われていました。しかし、司会業で頭角を表し、老若男女から愛されるタレントとなった結果、ジャニーさんが亡くなった際に行われた家族葬ではTOKIOの国分太一と一緒に司会という大役を務めました。
さらに、各局での司会経験や主演級のドラマがある彼にとって、アイランドとテレビ局との橋渡しも期待されているところでしょう。プライベートでは妻で女優の瀬戸朝香さん(45)がしっかりとサポートしてくれていて家庭も万全。調整力に長けた井ノ原さんが、改革を推進してきた滝沢氏の後任というのも『なるほどな』という印象です」(前出・芸能関係者)
あるテレビ局スタッフは、「良い意味で芸能人っぽくない」と井ノ原の人柄を絶賛する。
「とても周囲に気を配る方です。スタッフにも丁寧に接してくれますし、現場で誰か困っている人がいないか常に注意している。そんな井ノ原さんのおかげで現場全体が“みんなのために”という雰囲気に変わっていきます。
井ノ原さんはもともと優しいお人柄でしたが、『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)で長年共演した故・渡瀬恒彦さんをひとつの指針としているらしく、近年はさらに人間力が増したように感じます。渡瀬さんも『スタッフが早く休めるように』と自ら率先して早め早めの行動を心がけるような方でしたからね。井ノ原さんは『自分も渡瀬さんのようになりたい』と考えているそうですよ」(テレビ局スタッフ)
そんな井ノ原は奇しくも、10月31日に入所34周年をむかえたばかり。タレントだけでなくスタッフまで優しさで包み込む人柄は、事務所の運営においても活きることだろう。