芸能

元V6・井ノ原快彦が“中間管理職”から滝沢秀明氏の「後任社長」に抜擢された理由

「ジャニーズアイランド」社長に就任した井ノ原

「ジャニーズアイランド」社長に就任した井ノ原

 滝沢秀明氏(40)が、ジャニーズアイランド社長およびジャニーズ事務所副社長から退任することがわかった。

 滝沢氏といえば、2018年末で芸能界を引退し、以降はジャニーズJr.の発掘・育成を行うジャニーズアイランドの社長に就任。2019年にジャニー喜多川氏、2021年にメリー喜多川氏が死去したことで、ジャニーズ事務所はジュリー氏と副社長になった滝沢氏の2本柱体制で“新時代”を築いてきた。

 滝沢氏の後任を務めるのは、元V6の井ノ原快彦(46)だ。井ノ原は12歳でジャニーズ入りして、1995年にV6メンバーとしてデビュー。2001年からは、『ポンキッキーズ』(フジテレビ系)のMCを5年間担当した。2010年から『あさイチ』(NHK総合テレビ)、2015年から愛川欽也の後を継ぐ形で『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の司会に就任。さらに『第66回NHK紅白歌合戦』の白組司会、『24時間テレビ43』(日本テレビ系)のメインパーソナリティも務め、お茶の間での人気を不動のものにした。

 井ノ原は、V6では“中間管理職”の立場だった。芸能関係者は語る。

「V6は坂本昌行、長野博という年長組、森田剛、三宅健、岡田准一という年下組に分かれます。最年長メンバーと最年少メンバーに10歳の年齢差がある中で、ちょうど真ん中に位置する井ノ原は、いわば“中間管理職”の立場。昔は厳しかったというリーダーの坂本と、若いメンバーとの橋渡し役をしていました。

 個性派ぞろいのメンバー同士で意見が食い違う場面を上手くまとめる手腕を、三宅が冗談混じりに“折衷井ノ原”と称賛したこともあります。グループ内でそのようなポジションだったこともあって、周囲を俯瞰で見る能力や調整力に長けていったのかもしれません」

 今でこそ国民的タレントである井ノ原だが、デビュー当初は故・ジャニー喜多川氏から「オーラがない」と散々な言われようだった。

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン