芸能界にもSDGsの潮流がやってきた。身長183cmの長身でスマートな容姿が印象的な俳優の井浦新(48才)が新会社を立ち上げて、100%自然由来のシャンプー「Kruhi」をプロデュースした。9月に開催されたデザイナーやアーティスト、企業が一同に集結したクリエイティブの祭典『NEW ENERGY TOKYO』には特設ブースを構えて、多くの一般客たちにも自らの言葉でボタニカル(植物由来)の石けんシャンプーをプレゼン。一部で話題となった。
開発したのは、家族との日常生活の中で、ヘアケアの問題で悩んだことがきっかけだという。「いっそ自分たちで作ろう」──子育てをする中で、次第に地球に優しいものを選んでいくライフスタイルを確立していたこともあり、「ボトルはゴミにならずに、排水も環境汚染とならぬように」と、リサイクル性の高いアルミボトルを採用して、果物や植物をふんだんに使ったシャンプーを、1年もの開発期間を経て完成させたという。
さらに驚かせたのは、事業パートナーが10才年下の妻だということだ。もともとファッションモデルやデザイナーだった井浦は、まだ俳優としては実績に乏しかった2000年代後半に、当時女子大生だった彼女と結婚。ただ、その素性は世間には公表されないままだった。
ある芸能関係者は「今回の新事業発足のタイミングで、奥様のあいさん(38才)も顔出しさせて、夫婦一緒にファッション誌などのインタビューに出るようになりました。黒髪と濃い眉が印象的な和風美人。しかも、彼女は、金融担当大臣や農林水産大臣を歴任した自民党の山本有二衆議院議員(70才)のご令嬢です」と明かした。
井浦を知る映画会社関係者は、「結婚するときは、山本議員がなかなか認めてくれなくて苦労されたようです」と振り返る。井浦は、当時、端役で出演した映画『20世紀少年』のチケットを山本議員に渡したり、若手時代の出演映画『ピンポン』のDVDを見てもらったりと、必死にアピールして、承諾をもらったという。