2019年には店から出てくる姿が目撃された水谷と妻の伊藤蘭
現在、趣里は放送中のドラマ『サワコ~それは、果てなき復讐』(BS?TBS)に主演している。同作は愛憎劇をベースにしたサスペンスで、趣里はベッドシーンなども再び体当たりで演じている。
「原作コミックにも性描写があり、撮影にあたっては『インティマシー・コーディネーター』が参加しています」(別のテレビ局関係者)
インティマシー・コーディネーターとは、ヌードシーンやキスシーンなど性的な描写のある撮影現場で役者をサポートする専門のスタッフだ。役者の肉体的、精神的な負担をケアし、役者を傷つけるような演出がなされていないか、“監視”をするのだ。
一方で、制作陣の思い描く演出を最大限に実現させるため力を尽くし、魅力的な作品づくりには欠かせない存在ともなっている。
欧米の映像制作現場では、常識になりつつあるポジションで、日本でも、近年取り入れられ始めた。
「専門スタッフが送り込まれた背景には、伊藤さんの希望もあったようです。水谷さんは、いまでは趣里さんの女優としての実力を充分に認めています。きちんと役者がケアされたうえであれば、性的シーンも問題ないという考えでしょう。趣里さんの女優としての挑戦と、水谷さんの娘を思う父親としての気持ちのどちらにも配慮した、伊藤さんの完璧な心配りと言っていいでしょう」(前出・別のテレビ局関係者)
趣里は『ブギウギ』の制作会見で、両親への思いを次のように語った。
「いつも見守ってくれたので、感謝の気持ちと、『頑張ります!』と真摯に伝えたいです」
一家の躍進は止まらない。
※女性セブン2022年12月1日号