1993年には「ドーハの悲劇」を体験(右が森保氏/時事通信フォト)
批判に動じない「鋼のメンタル」を持つことも選手に安心感を与えるようだ。
「戦術を批判されると苛立つ監督も多いけど、森保さんは一切ブレません。一度決めたらテコでも動かない鋼のメンタルを持ち、バッシングされても気にしない。以前、インターネット上の批判は気になるかと尋ねたら、森保さんは『私はネットを見ないけど、一戦一戦常に生きるか死ぬかの気持ちで戦っている』と話しました。それだけの覚悟があるのでしょう」(藤江さん)
プライベートでは1990年に妻の由美子さんと結婚し、男ばかり3人の父でもある。
「長男の翔平さんと次男の圭悟さんはサッカー系YouTubeチャンネル『LISEM CHANNEL』で活躍しています。息子がYouTuberになることに森保さんは『食っていけるのか』と心配したものの、自分で責任を取れるならと反対しなかったそう。選手同様に息子たちからも信頼されているようです」(前出・サッカー誌記者)
そんな森保監督に率いられた日本代表の熱戦は、長く人々の記憶に残りそうだ。
※女性セブン2022年12月15日号