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フワちゃん、遅刻騒動で止まらぬ批判 それでも人気の謎、番組内での「役割」に変化も

プロレスデビューを果たしたフワちゃん

プロレスデビューを果たしたフワちゃん

 なかなか改善されないお笑いタレント・フワちゃんの“遅刻癖”。K-POPグループ・KARAのメンバーを3時間も待たせてしまった騒動が尾を引いている。

 1月15日に放送された『行列のできる相談所 3時間スペシャル』(日本テレビ系)に出演したフワちゃん。「朝食がおいしい宿を教えてほしい」という企画で韓国に渡り、KARAのメンバー5人とロケをする予定だったが、そこで大遅刻をして、KARAのメンバーたちを3時間も待たせてしまった。その理由は、パスポートを忘れて、搭乗する予定の飛行機に乗れなかったというものだった。

 韓国に到着したフワちゃんはKARAのメンバーに平謝り。メンバーたちは笑顔で許していたが、ネットではフワちゃんに対する批判的なコメントがあふれることとなった。

 さらに1月19日には、過去に遅刻を擁護する発言をしたことがある実業家のひろゆき氏がツイッターでフワちゃんに言及。遅刻を繰り返してもフワちゃんの仕事が減っていないということで、〈「遅刻をしない」ことより「面白い」の方が大事だというのが証明されてますよね〉とコメントした。このひろゆき氏の発言を受けて、ネットでは、

〈破天荒キャラだから何してもいいと言うのなら、YouTubeの中だけでやればいい〉
〈遅刻しなくて面白いことが大事でしょ。ここは日本、時間にルーズなことが通用する社会ではない〉
〈遅刻すれば必ず誰かに迷惑がかかります。はたして待たされる人間の怒りを打ち消せるほど面白いんでしょうか?〉

 など、かなり厳しい声がフワちゃんに向けられていた。あるテレビ局関係者はこう話す。

「『行列』でのフワちゃんの大遅刻はVTRで一部始終が放送されており、いわば“ネタ”として処理されているわけです。そもそも海外ロケということで、万が一を想定したスケジュールも組んでいるでしょうし、番組としてもこの遅刻はそこまで大きな問題と扱っているわけではないと思います。それでも、フワちゃんの遅刻癖への批判が止まらないのは、フワちゃんのキャラクターによるところが大きいでしょうね」(以下同)

 YouTuber芸人として、彗星のごとくバラエティー界に現れ、2020年に大ブレイクを果たしたフワちゃん。つねにタメ口で、大物芸能人も呼び捨てにするというキャラクターが衝撃を与えた。

「フワちゃんのフランクすぎる態度は、一般人が日常生活でやったら絶対に怒られるものです。一定の視聴者に不快感を与えているのは本人も起用する側も十分に理解しているはずですが、それでもやはり“おもしろい”と感じる視聴者も多いからテレビに出続けている。つまり、フワちゃんのキャラクターは批判されることを想定したものであり、その言動がネットで批判されるのは当たり前だと言えるわけです」

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