大谷翔平とチームメイトのマイク・トラウトもWBCに参戦(時事通信フォト)
こうした変化は米国だけではないようだ。他国の代表も過去と比較して強力な陣容になっているという。
「大谷翔平(エンゼルス)ら5人のメジャー組を揃える日本はもちろん、米国以外ではやはり中南米のチームが手強いです。特にドミニカ共和国は、予備登録50選手中18人の参加許可が得られていないという報道があったものの、米国に匹敵するほどのスーパースターが集まっています。2021年に大谷とMVPを争ったブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)など、破壊力は米国チーム以上。ベネズエラも多くのメジャーリーガーを参加させ、キューバは亡命したメジャーリーガーが参加する予定です。参加国も前回の16か国から20か国に増えている。価値が上がった、世界中から注目される大会になるでしょう」(前出・福島氏)
過去最強の強豪国を倒して、日本は優勝トロフィーを掲げることができるか。
