今回の鈴木京香の役どころは悪女タイプ

酒豪で知られる京香(写真は2021年10月)


「実はこの年代の女性は、健康危機を迎えやすいんです」

 と解説するのは、小山嵩夫クリニック院長の小山嵩夫さんだ。女性の健康管理を専門とする小山さんはこう続ける。

「50代でいままであまり持病がない女性ということであれば、更年期障害である可能性は高いと思います。更年期障害の症状で多いのは、疲れやすい、眠れない、食欲がないなどのうつ気分。ただ、ほかにもさまざまな症状があり、なかにはつらくて、仕事が手に付かないという人もよく見受けられます」

 たしかに、50代の女性で多忙であり、強いストレスにもさらされる京香の場合、更年期障害による体調不良を疑うのが一般的だ。しかし、医療ジャーナリストはより重篤な病の可能性も指摘する。

「入院や手術は否定している一方で、早々と療養に専念する方針を示していることから、進行性の疾患や血液の異常なども考えられます。また、50代の女性であれば、乳がん、卵巣がん、子宮がんなどの罹患率が一気に高まります。京香さんはお父様を肺がんで亡くされているそうですが、あくまで一般論として年齢からも、こうした“リスク”は無視できない状況かもしれません」

 特に乳がんの罹患率は、厚生労働省の調査によると、40~50代女性の平均が、20~30代女性の平均の7倍以上に及ぶという。

「乳がんや子宮がんの場合、手術ではなくホルモン治療が選択されることもありますが、初期の治療では著しく体力が低下することもあるといわれています」(前出・医療ジャーナリスト)

 2002年に父を亡くした京香は、数年前に故郷の宮城県でひとり暮らしをしていた母を東京に呼び寄せた。

「2013年頃は体調に不安のあったお母さんの看病のため、東京と宮城を何度も往復したそうです。50才を超えても美貌を維持し、最愛の母の面倒にも責任を持つ京香さんの強い生き方に、多くのミドル女性が憧れています」(前出・芸能関係者)

ふたりにとって結婚はゴールではない

 パートナーとの関係も気になるところだ。かつて堤真一(58才)、真田広之(62才)らと浮き名を流した京香は、2010年のドラマ『セカンドバージン』(NHK)での共演をきっかけに、9才年下の長谷川博己(46才)との交際を始めた。2014年元日にはスポーツ紙の1面で「結婚へ」と報じられたが、実現しなかった。

「以前は結婚願望を語っていた京香さんですが、40才を過ぎた頃から『女優を、仕事を頑張りたいから、結婚はしない』と周りに漏らすようになりました。もはや結婚秒読みといわれて10年以上も経つふたりにとって、結婚はゴールではないのでしょう」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年、第27回参議委員議員選挙で使用した日本維新の会のポスター(時事通信フォト)
《本当に許せません》維新議員の”国保逃れ”疑惑で「日本維新の会」に広がる怒りの声「身を切る改革って自分たちの身じゃなかったってこと」
NEWSポストセブン
防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
寮内の暴力事案は裁判沙汰に
《広陵高校暴力問題》いまだ校長、前監督からの謝罪はなく被害生徒の父は「同じような事件の再発」を危惧 第三者委の調査はこれからで学校側は「個別の質問には対応しない」と回答
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン