芸能

【広末涼子W不倫騒動】60代女性記者「女が人騒がせな恋をするときは、生き方を変えたいときよ」

広末涼子とキャンドル・ジュン氏。

オバ記者が広末涼子とキャンドル・ジュン氏の“場外乱闘”を語る

 世間を騒がせている広末涼子のW不倫。夫であるキャンドル・ジュン氏が記者会見を開いたことで、騒動はさらに長引きそうな雲行きだ。体験取材でおなじみの『女性セブン』の名物ライター“オバ記者”こと野原広子は、どう見ているのだろうか。

 * * *
 騒動の出だしは“広末祭り”になると思っていたけど、いやいや、そんなもんじゃないね。広末涼子(42才)の不倫騒動は、これまでの芸能スキャンダル史を根っこからひっくり返すくらいデカいことだって。

 当事者である夫が自力で記者会見を開いた、なんて聞いたことがない。自分の横に記者を座らせて対面形式にしたキャンドル・ジュン氏(49才)の発想が斬新──ていうか、あれを見て初めて気づいたんだよね。

 芸能人を記者がグルリと囲む、いわゆる“ぶら下がり”と違って、記者と対面状態で言葉を交わすと、会見の雰囲気がガラリと一変することに。「キャンドル氏って、時代の革命児かも」と、開いた口がふさがらなかったわよ。多くのユーチューバーも「あれはいい!」と大絶賛していたから、これから“アリ”になるんじゃないかしら。

 で、その夫から「不安定」だのなんの言われた広末自身も負けてはいない。彼女、騒動の発火点だった『週刊文春』に電話をかけて、今回のことについて自ら語っているけど、これもいままでの“ご当人”はしなかったこと。まさに場外乱闘よね。

 思えば、本人談ほどわが思いを直接伝える方法はないし、誤解だの歪曲だの臆測が入り込むスキなどない。と思うと同時に、「大丈夫か?」と66才の老婆は思うわけ。だって、誰だって、突っつかれたら「ひゃ〜ッ」と耳を押さえて駆け出したくなるような“恋の恥”の一つや二つはあるもの。

 今回の騒動、最初、私と同世代の女たちは「おお、恥ずかしい! ダンナがかわいそう。子供はどうするのよ」と広末に批判的だったけど、キャンドル氏の会見を見た後は、「あのダンナと13年もよくガマンしたよ」と広末に同情する意見が圧倒的なんだわ。てか、私の周囲に限っていえば、キャンドル氏の肩を持つ女は一人もいないんだよね。

「あの見た目が受け入れられない」というのは、まあ、誰もが言うことだけど、それよりも不評だったのが、記者会見の初めのスピーチよ。

 彼が被災地の支援活動や福島で反原発活動をしているということは私もわかった。彼の「知ってっか? ここは東京もんが使う電気を作ってたんだど」と言う福島弁がネイティブに聞こえたということは、それだけ彼が地元に密着した活動をしているんだろうなということも伝わったの。“漢気”という御旗が彼の背後にはためいているようにも見えた。

 でも同時に、この人は自分にしか興味がないんだな、と“自分語り”を聞きながら思った。「広末、かわいそう」と。彼は自分の姓が広末であることを語った。そして、彼女の親や親戚のサポートが素晴らしいことも。さらには、広末涼子という希代の女優を中心にしたファミリーの一員になって「幸せだった」と。「お伝えしたいことの一番は、彼女はこの間、子供たちにとって良き母親で、私のいい妻でした」とも言った。

 なのにその後、一転して真逆のことを言い出した。仕事でプレッシャーがかかると、濃い化粧をして夜の街に出ていくかのようなことを言ったり、不倫は今回が初めてではない、なんて身内と思っていたら絶対に言わないでしょうが。

「私が許せないのはそこなのよ。広末の姓を名乗っているうちは家名を汚すなと言いたい」と、跡取り娘のE子は怒るまいことか。

 で、もう一つ私がカチンときたのは、彼が語る“理想の妻像”よ。

関連記事

トピックス

中村芝翫の実家で、「別れた」はずのAさんの「誕生日会」が今年も開催された
「夜更けまで嬌声が…」中村芝翫、「別れた」愛人Aさんと“実家で誕生日パーティー”を開催…三田寛子をハラハラさせる「またくっついた疑惑」の実情
NEWSポストセブン
ロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)
安倍昭恵夫人に「出馬待望論」が浮上するワケ 背景にある地元・山口と国政での「旧安倍派」の苦境
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《秘話》遠野なぎこさんの自宅に届いていた「たくさんのファンレター」元所属事務所の関係者はその光景に胸を痛め…45年の生涯を貫いた“信念”
週刊ポスト
政府備蓄米で作ったおにぎりを試食する江藤拓農林水産相(時事通信フォト)
《進次郎氏のほうが不評だった》江藤前農水相の地元で自民大敗の“本当の元凶”「小泉進次郎さんに比べたら、江藤さんの『コメ買ったことない』失言なんてかわいいもん」
週刊ポスト
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
水原一平の賭博スキャンダルを描くドラマが「実現間近」…大谷翔平サイドが恐れる「実名での映像化」、注目される「日本での公開可能性」
週刊ポスト
川崎、阿部、浅井、小林
女子ゴルフ「トリプルボギー不倫」に重大新局面 浅井咲希がレギュラーツアーに今季初出場で懸念される“ニアミス” 前年優勝者・川崎春花の出場判断にも注目集まる
NEWSポストセブン
6年ぶりに須崎御用邸を訪問された天皇ご一家(2025年8月、静岡県・下田市。撮影/JMPA)
天皇皇后両陛下と愛子さま、爽やかコーデの23年 6年ぶりの須崎御用邸はブルー&ホワイトの装い ご静養先の駅でのお姿から愛子さまのご成長をたどる 
女性セブン
「最高の総理」ランキング1位に選ばれた吉田茂氏(時事通信フォト)
《戦後80年》政治家・官僚・評論家が選ぶ「最高の総理」「最低の総理」ランキング 圧倒的に評価が高かったのは吉田茂氏、2位は田中角栄氏
週刊ポスト
コンサートでは歌唱当時の衣装、振り付けを再現
南野陽子デビュー40周年記念ツアー初日に密着 当時の衣装と振り付けを再現「初めて曲を聞いた当時の思い出を重ねながら見ていただけると嬉しいです」
週刊ポスト
”薬物密輸”の疑いで逮捕された君島かれん容疑者(本人SNSより)
《28歳ギャルダンサーに“ケタミン密輸”疑い》SNSフォロワー10万人超えの君島かれん容疑者が逮捕 吐露していた“過去の過ち”「ガンジャで捕まりたかったな…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
スーパー「ライフ」製品が回収の騒動に発展(左は「ライフ」ホームページより、みぎはSNSより)
《全店舗で販売中止》「カビだらけで絶句…」スーパー「ライフ」自社ブランドのレトルトご飯「開封動画」が物議、本社が回答「念のため当該商品の販売を中止し、撤去いたしました」
NEWSポストセブン