もっとも2人の息子は演技力が高く、役者としてキラリと光るセンスもあるという。「もっとガツガツいけば売れるのに、とは思いますが、まったく焦る様子が見えない。まぁ、そもそも売れる必要を感じていないのかも」と明かすのは竹下家を知る芸能関係者だ。
「芸能界に二世俳優は多くいますが、竹下家は金銭的な余裕が桁違いです。まず、自宅は坪単価500万円はくだらない都内の高級住宅街にあり、土地だけで最低でも3億円はする。ほかにも竹下さんの個人事務所を置く都内のマンションはキャッシュで購入済み。運転手付きの車があり、家にはお手伝いさんもいます。
ちなみに、まなとさん、アナンさんは竹下さんの個人事務所の取締役にもなっています。たとえ、明日仕事がなくなってもまったく問題のない立場と言えるでしょう」(竹下家を知る芸能関係者)
そんな“息子孝行”な竹下に、彼らが“親孝行”をする日は来るのだろうか。近年の竹下は「早く孫の顔が見たい」と言い続けてきた。
「40代の頃から、おばあちゃん役を演じたいと口にしていて、プライベートでも早いうちに孫の顔を見たいと思っていたようですが、いまのところその願いは叶っていません。かねて息子たちは、役者として大成するまでは結婚しないと伝えてきたそうですが、いつまで待つことになるのか……」(前出・映画関係者)
竹下の母は57才、祖母は62才で亡くなっている。母や祖母よりも長生きしている竹下は、芸能界の先輩の姿に自分の将来を重ねているという。
「今年で90才になる草笛光子さんや88才になる吉行和子さんはいまも現役。竹下さんも、先輩たちの背中を追いかけているのでしょう」(前出・映画関係者)
しばらくは、仕事優先の日々が続きそうだ。
※女性セブン2023年8月10日号