スポーツ

羽生結弦、“母は拒否した”お相手は「仙台の一般人」「周囲が安心できる存在」 億ションで繰り広げられた家族の葛藤

アイスショーへの出演を続け、多くのファンを魅了している(写真/AFP=時事)

アイスショーへの出演を続け、多くのファンを魅了している(写真/AFP=時事)

 完成から間もない宮城県仙台市内のマンションを、羽生結弦(28才)が購入したのは、プロ転向を表明する前の昨年3月のことだ。仙台市内で屈指の高級住宅地に立つマンションの最上階は、約100平方メートルの1室の価格が1億円をくだらない「億ション」。羽生はそんな高級物件の「隣り合った2部屋」を購入していた。そのときから、羽生と意中の相手・X子さんとの「億ション同居」と「入籍発表」までの壮大な計画が動き出していた──。

《この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》

 羽生が自身の公式SNSにそう綴ったのは、8月4日の夜だった。一粒万倍日、天赦日、大安の3つの「吉日」が重なる開運日で、「1」並びの午後11時11分の発表だった。

「メッセージには、ファンや周囲への感謝の気持ちや、今後への決意が記されていましたが、入籍までの経緯やお相手の素性には一切触れられていませんでした。ファンの中には、羽生さんをアイドル視していた人もいますし、本人もアイドル的人気を集めていたことを自覚している。入籍が少なからずファン心理に影響することを考慮して、最小限の情報発信に留めたのだと思います」(スケート関係者)

 それでも、ショックを受けたファンは多かったようだ。入籍発表の直後から、フリマアプリには羽生関連のグッズが次々出品された。中には、羽生が一面を飾ったスポーツ新聞が10年分以上まとめ売りされているものもあり、入籍を機に“卒業”を決めた長年のファンもいたようだ。

「羽生さんにとって“ファン離れ”は苦しい思いでしょう。昨年7月のプロ転向以降、羽生さんの“ファンファースト”の姿勢はより鮮明になっていましたからね。

 プロ転向時、規模の大きいマネジメント会社からの声かけは相当数あったそうです。ただ、自分の意図する活動とかけ離れた仕事が舞い込むことを懸念したようです。羽生さんはケガも多く、持病の喘息もあるから、自分のペースで活動していく環境が必要と判断したのでしょう。それが何より、ファンのためにもなると考えてのことでした」(前出・スケート関係者)

 羽生のファンファーストの気持ちは、別の面からも浮かび上がる。

「アマチュア時代、羽生さんへのインタビュー取材は、テレビや新聞、それに一部の雑誌に限定されていました。実はプロ転向時、羽生さん自身は“ネットメディアや週刊誌などにも取材の門戸を広げたい”という希望を明かしていたそうです。

 羽生さんの中には、もっとたくさんの人にスケートを知ってもらい、興味を持ってもらいたい、という思いがあるんです。そのためには幅広いメディアで自身の考えを取り上げてもらう方がいいと考えていたのでしょう。ただ、周囲は羽生さんの気持ちに猛烈に反対した。結局羽生さんが折れましたが、ファンを思っての行動が実現できなかったことに、複雑な心境だったことは想像に難くありません」(前出・スケート関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に音楽ユニット「girl next door」の千紗と結婚した結婚した北島康介
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
二階堂ふみとメイプル超合金・カズレーザーが結婚
二階堂ふみ&カズレーザーは“推し婚”ではなく“押し婚”、山田美保子さんが分析 沖縄県出身女性芸能人との共通点も
女性セブン
山下美夢有(左)の弟・勝将は昨年の男子プロテストを通過
《山下美夢有が全英女子オープンで初優勝》弟・勝将は男子ゴルフ界のホープで “姉以上”の期待度 「身長162cmと小柄だが海外勢にもパワー負けしていない」の評価
週刊ポスト
京都成章打線を相手にノーヒットノーランを達成した横浜・松坂大輔
【1998年夏の甲子園決勝】横浜・松坂大輔と投げ合った京都成章・古岡基紀 全試合完投の偉業でも「松坂は同じ星に生まれた投手とは思えなかった」
週刊ポスト
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗、直近は「マスク姿で元気がなさそう…」スイミングスクールの保護者が目撃
NEWSポストセブン
娘たちとの関係に悩まれる紀子さま(2025年6月、東京・港区。撮影/JMPA)
《眞子さんは出席拒否の見込み》紀子さま、悠仁さま成年式を控えて深まる憂慮 寄り添い合う雅子さまと愛子さまの姿に“焦り”が募る状況、“30度”への違和感指摘する声も
女性セブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
「なぜ熊を殺した」「行くのが間違い」役場に抗議100件…地元猟友会は「人を襲うのは稀」も対策を求める《羅臼岳ヒグマ死亡事故》
NEWSポストセブン