芸能

「神様であり、恋人であり、母」 東山紀之が語っていた森光子さんとの本当の関係

東山紀之にとって森光子さんはどんな存在だったのか(時事通信フォト)

東山紀之にとって森光子さんはどんな存在だったのか(時事通信フォト)

 意外な問い掛けに戸惑った人もいたかもしれない。9月7日、ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所が記者会見を開いた。4時間12分にも及んだ質疑応答では、新社長に就任する東山紀之(56)の個人的な噂についても質問が飛んだ。

 その1つに大正、昭和、平成と芸能界で活躍してきた女優の森光子さん(享年92)との関係があった。記者が「(2人の交友は)芸能界にはびこる性接待の闇と何かしら関係があったのではないか」と問うと、東山は「全くありません」とキッパリと否定。

 記者が「(東山が)森さんの養子になって莫大な財産を引き継いだという噂は本当なのか」と聞くと、東山は「全くありません。噂です。森光子さんは以前から僕のファンだと公言していますし、国民栄誉賞をお取りになられていて学ぶところも本当に多かったです。遺産を相続したこともありませんし、そういった話もしたことありません」と完全に否定した。

 少年隊のメンバーとしてデビューした頃、東山と森さんは出会っている。役者としては、1991年にTBS創立40周年記念の特別ドラマ『源氏物語』で初共演。1993年に東山がNHK大河ドラマ『琉球の風』に主演した時は、森さんがゲスト出演している。1994年には橋田壽賀子作、石井ふく子演出の舞台『御いのち』で2人は恋人関係の役を演じている。

「森さんは、東山さんの芸能人としての才能を認めていた。また、努力家である点をすごく評価していました」(芸能担当記者。以下同)

ハワイで過ごした正月

 東山は森さんについて1995年には日本テレビのトーク番組『おしゃれカンケイ』で「神様であり、恋人であり、母でもあります。学ぶところが多く刺激も多い。ディズニーランドで一緒にジェットコースターやスペースマウンテンにも乗りました」と話していた。

「本当の恋人関係であったら、こんな発言はできませんよ。森さんは戦前から芸能人として活躍し、戦中戦後には米軍キャンプで歌っていた時期もあった。さまざまな経験をしてきた先輩と接することで、東山さんは役者として多くのことを吸収したと思います。それが今も連続ドラマで主演を張れるほどの活躍に繋がっている。ジャニーズ事務所所属のタレントといえども、視聴者が納得する力がなければ主演にはなれません」

 1995年に初のオリジナルアルバムを発売した森さんは、翌年ディナーショーを開催。「ステージで歌ってみては」という東山の勧めがあったという。1995年や2006年の正月には、ともにハワイで過ごしている。

関連記事

トピックス

真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン