芸能

「ぼくらが守るから」山田涼介と菊池風磨がジャニーズJr.のメンタルケア “事務所の命令ではなく能動的に動いた”

渦中にあるジャニーズ事務所(時事通信フォト)

菊池と山田はJr.のケアを率先(時事通信フォト)

 Sexy Zone(以下セクゾ)の菊池風磨(28才)が4クール連続で連ドラに出演しながら、10月スタートの新番組『何か“オモシロいコト”ないの?』(フジテレビ系)のMCに就任するかと思えば、Hey! Say! JUMPの山田涼介(30才)は安藤サクラ(37才)や生瀬勝久(62才)ら実力派と映画『BAD LANDS』(9月29日公開)でしのぎを削り、写真集を同時に2冊発売することも発表。超がつくほど多忙な日々を送る2人だが、一連の“騒動”でも重要な役割を担っていた。

 今年3月、英BBCが放送したドキュメンタリー番組に端を発した、故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題。BBCの報道を受け、4月に元ジャニーズJr.の男性が記者会見で被害を告発すると、翌5月には藤島ジュリー景子社長(57才)と面談。同月中にジュリー氏が動画で見解を表明し、外部専門家による再発防止特別チームが組まれた。

 8月末に公表された報告書は、この特別チームが3か月かけて元所属タレントや事務所関係者らから聞いた話に基づいたものだ。一方、こうした対外的な動きと並行して、内部の動きも始まっていた。4月末には、元V6の井ノ原快彦(47才)、TOKIOの国分太一(49才)と松岡昌宏(46才)、関ジャニ∞の村上信五(41才)などが事務所から、若手の相談担当に選出されたという報道もあった。

「実際は、事務所に命令されたわけではなく、彼らは能動的に動いていたと聞いています」(テレビ局関係者)

 そんなメンバーの中で、特にJr.のケアを率先して行っていたのが菊池と山田だ。

「グループとしても個人としても多忙を極めるなか、2人は先輩などと連日連絡を取り合い、若手をどのようにケアすべきかを話し合っていたのです。デビュー前のJr.が、“このまま芸能活動を続けられるのか”など、将来に強く不安を覚えているのを感じ取っていたようです。年長者と若手の間に立てるのは自分たちだという思いから、BBCの放送から間をあけずに、後輩のケアにあたり始めていました」(芸能関係者)

 共に“アラサー”の2人は、これから中堅に差し掛かる年齢だが、メンバーとのつらい別れを経験するなど、紆余曲折を経ている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン