スポーツ

祝!阪神タイガース38年ぶり日本一 前回優勝の1985年に“タイム虎ベル”、当時の盛り上がりを振り返る

「紙一重やったね。(選手のときも日本一になったけど)今年の方がうれしいね。やりきった感があるわ」

 試合後のインタビューでそのように語った岡田彰布監督(65)が率いる阪神タイガースが、38年ぶり2度目となる日本一を達成した。史上3番目に長いブランクで、昭和、平成、令和と3元号をまたいだ日本一奪還は史上初だ。前回阪神が「アレのアレ」した1985年の日本は、バブル景気に突入する直前の時期だった。

(時事通信フォト)

胴上げされる岡田監督(時事通信フォト)

●2023年
 11月5日京セラドーム大阪にて、7対1でオリックスを破り、対戦成績4勝3敗で日本一を決めた。岡田監督が5回、宙を舞った。

道頓堀川には大阪府警が1300人態勢で警備にあたった。最終的に37人がダイブしたがケガ人ゼロで、検挙者もゼロ(写真/アフロ)

道頓堀川には大阪府警が1300人態勢で警備にあたった。最終的に37人がダイブしたがケガ人ゼロで、検挙者もゼロ(写真/アフロ)

(共同通信社)

吉田監督が宙に舞った(共同通信社)

●1985年
 吉田義男監督率いる阪神タイガースが、球団史上初の日本一を達成。チーム本塁打219本を放った猛虎打線が爆発した。

(共同通信社)

(共同通信社)

 岡田監督は当時27才で、セカンドのレギュラーとして日本一を経験。同年4月には伝説となった3者連続本塁打をランディ・バース、掛布雅之とともに放つ。

(共同通信社)

(共同通信社)

 リーグ優勝を決めたとき、人だけでなく、ケンタッキーフライドチキン道頓堀店のカーネル・サンダース像が「バース選手に似ている」との理由で道頓堀川に投げ込まれた。

●1985年の主な出来事

横綱北の湖が引退(写真/アフロ)

(写真/アフロ)

1月 横綱北の湖が引退
4月 電電公社が日本電信電話株式会社(NTT)に変更
5月 男女雇用機会均等法が成立
6月 豊田商事会長刺殺事件が発生
8月 日本航空123便墜落事故が発生

夏目雅子さん(享年27才)が死去

夏目雅子さん(享年27才)が死去

9月 夏目雅子さんが急性骨髄性白血病で死去、『8時だョ!全員集合』(TBS系)の最終回が放送
12月 羽生善治が史上3人目の中学生プロ棋士に

写真/アフロ、共同通信社、時事通信社

※女性セブン2023年11月23日号

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン