ライフ

「ぐっすり眠れない」「腰が痛い」そんな悩みに効果期待 最新の快眠グッズ&健康サポート家具・アイテムを紹介

『Recovery Pajamas』

着て寝るだけで血行を促進。『Recovery Pajamas』

 ぐっすり眠りたくても、夜中に起きてしまったり、腰の痛みは仕方ないとあきらめていたり。そんなお悩みがあるなら、日常にこんなアイテムを取り入れてみませんか?

 日本人の5人に1人が睡眠による充分な休息を取れておらず、別表のように約80%の人が疲労感を抱いている(※「国民健康・栄養調査」〈令和元年〉による)。MTGは「睡眠は一人ひとり違うもの」という解釈のもと、多彩な角度からアプローチし、睡眠の質を高めるべく商品開発を進めている。

 2020年に誕生したのが、眠りのトータルソリューションブランド『NEW PEACE』で、「睡眠理論×テクノロジー」で個々人の理想の睡眠と向き合い、良質な眠りによってもたらされる可能性を引き出してくれるのだ。

●『Recovery Pajamas』

 着て寝るだけで血行を促進し、疲労回復を促す一般医療機器のパジャマだ。遠赤外線の血行促進作用により「血行促進」「疲労回復」「疲労物質の蓄積の抑制」「筋肉の疲れを軽減」「筋肉のハリ、コリの緩和」「腰痛、肩こり、関節痛等の改善」「神経痛、筋肉痛の緩和」という7つの効果が期待できる。その秘密はMTG独自の特殊繊維「Mediculation」にある。

「天然鉱石を原料とした高純度セラミックを練り込んだ撚糸です。一般的な布で作られたパジャマは体から放出される遠赤外線(体温)を逃してしまいますが、この繊維はそれを再放射するので、体温が体に戻り、血行を促進させます」(同社WELLNESSブランド部の信田勇樹さん・以下同)

メカニズム

「Mediculation」のメカニズム

特殊繊維「Mediculation」

特殊繊維「Mediculation」

 特殊繊維を使っていると謳う製品はほかにもあるが、鉱石を含浸したりプリントしたものが多い。しかし本品は糸に練り込んでいるため、洗濯を繰り返しても効能は変わらない。また形状にも工夫を凝らしている。

「伸縮性の高いモダールレーヨン生地は吸湿性に優れ、肌触りもなめらか。前開きの仕立ては体温を適度に放熱してくれます」

 襟は、開ける・閉める・立てるの3Wayで気温に合わせて調節できる。さらにアームホールが20cmあって広めなので寝返りが打ちやすく、ストレスの少ない着用感が得られる。さまざまな角度から快適な寝心地を叶える一着だ。

一般医療機器のパジャマ

一般医療機器のパジャマ

【DATA】
『Recovery Pajamas』
サイズ/S・M・L・LL
カラー/ネイビー・グレージュ
医療機器製造販売届出番号:13B1X10360000022
2万7500円(長袖)

●『Pillow Release』

通気性

通気性

「柔らかな低反発素材、もしくはしっかり体を支える高反発素材を使用した枕がいまの主流ですが、その使用感は一長一短です。そこで、やさしく包み込んでくれるフィット感と身体を適度に支えるようなサポート性、熱がこもらない通気性などをいいとこどりした“相反発”のウレタンフォーム『MELTLAST』を開発しました」

 首と背中の隙間を埋め、寝姿勢をサポートする3Dダブルアーチ形状は整形外科医の監修によるものだ。レントゲンとMRIを用いて、首・肩にフィットし負荷がかからないベストな角度を発見した。

「モニターが頭を乗せて枕が下がったときの首のアーチをレントゲンで撮影し、理想的な形状を追求しました」

 上下の向きを入れ替えれば首サポート力の強弱が選べる。また、1cmの高さの「アジャストパッド」が3枚付属するため、高さの調節も可能だ。両サイドが高く、寝返りもしやすい。

「枕に満足していないかたが、最後にたどり着く製品になると思っています」

首サポート

首サポート

首サポート

首サポート

フィット感

フィット感

アジャストパット

アジャストパット

【DATA】
『Pillow Release』
サイズ/約幅625×奥行520×高さ130mm
重量/約1860g
付属品/アウターカバー1枚・アジャストパッド3枚・取扱説明書
1万4850円

●『Motion Mattress Light』

布団やマットレスに乗せるだけ

布団やマットレスに載せるだけ

「就寝前のストレッチは筋肉の緊張をほぐし、副交感神経を優位にするため入眠しやすくなり、睡眠の質も上げてくれます」(信田さん・以下同)

 そう理解していても毎日続けるのが難しい。

「弊社の調査によると『やりたいけど続かない』という回答が約6割でしたが、本製品はボタンを押すだけで理想のストレッチの動きをサポートし“寝かしつけて”くれます。そのまま寝落ちもOKです」

 このマットレスには「エアセル」という空気の袋が6つ内蔵されており、内側で大きく膨らんではしぼむ動きを繰り返す。フワ〜と持ち上がりスーッと下がる「無重力モーション」、凝り固まった体を伸ばす「全身ストレッチ」、腰を左右にひねるような動きで骨盤まわりをケアする「美骨盤ストレッチ」の3コースがあり、それぞれ10〜15分ほど作動する。強さは弱・中・強の3パターン。やっと“寝る前ストレッチ”が習慣化できそうだ。

ストレッチの動きをサポート

ストレッチの動きをサポート

フワ〜と持ち上がり

フワ〜と持ち上がる

リモコンで簡単操作

リモコンで簡単操作

【DATA】
『Motion Mattress Light』
本体サイズ/約幅970×長さ1950×厚さ28mm
本体重量/約4.3kg(いずれもシングル)
付属品/収納バッグ・固定用バンド・専用アウターカバー・リモコン・ポンプボックス・専用ACアダプター・取扱説明書
5万7200円(シングル)

●『Motion Eye』

『Motion Eye』

『Motion Eye』

目元のケア

目元のケアができる

 パジャマに着替えるなど就寝前のルーティンを同じ時間帯に行えば“睡眠スイッチ”効果を得られる。目元のケアもひとつの方法だ。

「目元とこめかみに配置されたエアセルが自在に動き、包み込むようなやさしいストレッチを行います。さらに、じんわりと温め、穏やかな周波数の独自のBGMを3曲搭載。10分間稼働して、心も体もリラックスできます」

 コースは「NIGHT」「DAY」「WARM」の3つ。Bluetooth対応の機器とペアリングさせれば、好みの音楽も聴ける。2つに折り畳めるので収納場所に困らず、持ち運べるのもうれしい。

【DATA】
『Motion Eye』
サイズ/約幅220×奥行110×高さ80mm(使用時)、約幅110×奥行150×高さ80mm(収納時)
重量/約310g
付属品/専用ACアダプター・専用USBケーブル・取扱説明書
2万2000円

関連キーワード

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト