芸能

『伊東家の食卓』大晦日に復活決定でも家族集結に暗雲 “母親”五月みどりは出演困難、引退説も

伊東なしで「伊東家」は始まらない

五月みどり(写真右)の出演はあるのか?

 今年の大晦日、伝説の番組が帰ってくる。テレビ局関係者にとって年末年始を前にしたいまは、一年でもっとも忙しい時期であり、目下、特別番組の企画が進行中だ。今年はそのなかに、かつて社会現象を巻き起こしたあの番組が含まれている。

 日本テレビ系では、12月31日に年越し特番として『日本テレビ開局70年特別番組 笑って年越し!THE 笑(ワラ)晦日』が放送される。午後4時15分から深夜2時まで、およそ10時間にも及ぶこの大型特番のなかで、『伊東家の食卓』が一夜限りで復活するのだ。

『伊東家の食卓』は、1997年にスタートした情報バラエティー番組。生活に役立つさまざまな裏ワザを紹介し、“現代版おばあちゃんの知恵袋”としてお茶の間に親しまれた。

 紹介されたのは、「洋服にこびりついたガムはウイスキーを使えばスルリと落ちる」、「面倒な卵のみじん切りは、みかんのネットを使えばあっという間にでき上がる」といった生活に根差したものばかり。当時の視聴率は常に20%を超え、裏ワザをまとめた書籍『伊東家の食卓裏ワザ大全集』は、大ベストセラーとなった。

 出演者は家族という設定で、父親が伊東四朗(86才)、母親が五月みどり(84才)、長女がRIKACO(57才)、その夫が布施博(65才)。そして長男は当時V6として大人気だった三宅健(44才)、次女が山口美沙(39才)という面々だ。

「9年半にわたって放送されましたが、2007年に惜しまれながら終了しました。打ち切りの理由は、単純に“ネタ切れ”です。これだけ長く続くと裏ワザを探すのが本当に大変だったようです」(テレビ局関係者)

 しかし、伝説的な人気番組だっただけに、視聴者のラブコールが止むことはなかった。

「2009年、2015年の2回にわたり復活を果たし、そのときは伊東家のメンバー全員が集合し、久々の再会を感じさせない家族団らんぶりを見せました」(前出・テレビ局関係者)

 そして今回の復活放送で“家族集結”となれば、8年ぶりとなるわけだが、芸能関係者は「おそらく全員は難しいでしょう……」とため息をつく。まず母親役の五月だ。プライベートでは2019年2月にひ孫が誕生したことを告白しているが、その年の11月にテレビ出演をして以来、公の場に姿を見せていないのだ。

「3度目の離婚後は元マネジャーさんと長く事実婚状態で、悠々自適な生活を送っていると聞いています。でも、仕事は昨年の夏からすべて断っているとか」(前出・芸能関係者)

 しかも、今年は五月にとって芸能生活65周年という節目の年だった。

「イベントなどを行うかと思っていたのですが、それもなく、業界内では重病説や引退説まで流れているほどです。日テレ局内でも“五月さんは出演困難だろう”と諦めモードだとか」(前出・芸能関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン