芸能

『ブラック・ジャック』高橋一生でドラマ化 当初は菅田将暉が主演の予定、“カネで命を救う”の価値観と不一致で降板か

菅田将暉

菅田将暉が価値観の不一致で降板か

「正義か。この世にそんなものはありはしない」──これは、手塚治虫の大ヒット漫画『ブラック・ジャック』の名台詞のひとつ。無免許ながら天才的な技術を持つ外科医、ブラック・ジャックこと間黒男が信じるのは、生命の神秘のみ。生命の前に正義も悪も関係ない。ゆえに手術代として莫大な報酬を求めることに何ら抵抗もない──。

 ブラック・ジャックで描かれるのは深い人間模様だ。アウトローで無免許医の主人公が、現代の医療や社会の課題にも通ずる本質的な問題を浮き彫りにする。

「2023年に連載開始50周年を迎え、全国でさまざまなイベントが開催されていますが、そのフィナーレとも言える、スペシャルドラマの制作が進行中です。この12月に京都にて撮影が行われたようです。でも、本来なら2022年の秋には撮影が始まっていたはずなんですけどね」(テレビ局関係者)

 1年以上の“撮影遅延”。その理由はキャスティングにあったようだ。『ブラック・ジャック』はこれまでにも何度も実写化され、宍戸錠さん(享年86)、加山雄三(86才)、本木雅弘(57才)など名だたる俳優が主人公を演じてきた。今回の主演は高橋一生(42才)だというが、当初は違ったという。

「2022年の夏前の段階では、菅田将暉さん(30才)が主演だと聞いていました。ところが、菅田さんサイドから“降板”の申し入れがあったようです。どうも彼の考えが、作品の方向性とそぐわないとかで」(前出・テレビ局関係者)

 前述の通り、ブラック・ジャックはどんな困難な手術も成功してみせる一方で、目が飛び出るほどの手術代を要求する。ここの価値観に不一致があったようだ。

「新型コロナやウクライナ情勢などを目の当たりにし、自分の持つ医師像とブラック・ジャックが異なって見えたそうなんです。特に“カネで命を救う”という部分が引っかかったとか。もちろん、ブラック・ジャックはカネのためだけに手術をするわけではないし、そんな浅い物語じゃないことは菅田さんも理解しているのでしょうが、ひとたび疑問を抱いてしまったことで、“もう自分の作品にはできない”と思ってしまったそうです」(前出・テレビ局関係者)

 菅田といえば、2022年1月から7月頃まで、俳優業を休業していた。

「あらゆる役をこなす中で精神的に疲れ、不眠状態が続いたこともあり、休むことを決意したのだそうです」(芸能関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
「クスリを支配の道具に」「行為中に使う客層も…」変わり果てた中国人美女インフルエンサーが保護されたシアヌークビル、専門家が語る現地アングラ界隈のリアル
NEWSポストセブン
木原龍一、三浦璃来(写真/AFLO)
【ミラノ・コルティナ冬季五輪】小塚崇彦さんが解説するフィギュアスケート日本代表の強さ 世界王者「りくりゅう」だけじゃない「史上最強の代表陣」
米・ミネソタ州でICEの職員が女性に向けて発砲し死亡した事件が起きた(時事通信フォト)
【本当に正当防衛か?問題動画検証】米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 国と市長が異例の対立…「女性が抵抗」トランプ大統領・「狂った左派」バンス副大統領vs.「でたらめだ」市長
NEWSポストセブン
沖縄県警の警察官が、「ガサ(家宅捜索)」に入った女性の勤務先に押しかけるという事案が発生(左/共同通信社)
《「恋した」「すっぴんがかわいい」と…》沖縄県警捜査員が“ヤミ金事件”捜査女性の勤務先に押しかけ、迫って、批判殺到 “パスポートを押収し、逆らえない状況でエイサーに誘った”
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈自慢のロングヘアがボサボサに…〉中国美女インフルエンサー(20)、精神に異常をきたして路上生活…母親が電話で抱いた疑念「話し方を指示されているのでは」【高給求めてカンボジアに渡航も】
NEWSポストセブン
月9ドラマ『絶対零度』で主演を務めた沢口靖子
《60歳とは信じられない美姿勢》沢口靖子、“本人も継続を断念”した『科捜研の女』完結後は…各局が熱視線を送る理由
NEWSポストセブン
秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン