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《能登半島地震》「絶叫モード」NHK山内泉アナの中継での呼びかけに賛否 背景にアナウンス室の「ことばで命を守る」ことへの強い思い

NHK・山内泉アナ(同社HPより)

NHK・山内泉アナ(同社HPより)

「今すぐ逃げること!」「テレビを見ていないで急いで逃げてください!!」──NHKの山内泉アナウンサーがスタジオから、叱るような強い口調で避難を呼びかけたことが話題になった。

 1月1日、午後4時10分ごろ、石川県輪島市の東北東30キロ付近を震源とするマグニチュード7.6の大きな地震が発生した。同県志賀町では震度7を観測。国内における震度7の揺れは、2018年の北海道胆振地方を震源とする地震以来だ。

 気象庁は大津波警報を発表していたが、津波注意報に切り替わり、それも2日午前には解除されている。これまでに石川県内で少なくとも合計16人の死亡が確認されているほか、このほか新潟、富山、福井の各県などでもけが人が出ているという。

 元日に起きた地震を受け、NHKほか多くのテレビ局は放送予定だった正月特番を取りやめるなどし、災害報道に切り替えた。そうしたなか、山内アナが強い口調で伝える避難の「呼びかけ」が大きな話題となった。

 山内アナは地震の約3分後、津波警報が出た直後から強い口調に切り替わり、「テレビを見ていないで急いで逃げてください!!」「引き返したりしないこと!」「今すぐ逃げること!」などと呼びかけた。それに対してSNS上では「絶叫モードに変わった」「叫びすぎ」という声や、「こんなふうに危機感を伝えられるアナウンサーなかなかいない」といった賛否双方の反応が見られた。

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