「彼はよく、健康診断よりも自分自身の身体のことは自分がよくわかると話していました。病院で検査を受ければ、難しい病名が付けられて医者に従うしかなくなってしまう、と。最近は医療技術が進歩し、病の早期発見が可能になりました。場合によってはすぐに手術をして治療に移りますが、神田さんは“メスを入れて延命するなら、メスを入れないで命を全うしたい”と話していました」(神田の知人)
一方、神田は2023年3月の放送で30年の歴史に幕を閉じたサスペンスドラマ『赤い霊柩車』(フジテレビ系)以降、俳優業をセーブしている。この数十年、“俳優業”に危機感を抱いてた。
「これまで多くの役者がいましたが、神田さんは多くの辞めていく役者の背中を見てきました。10年、20年続けても、“来年どうなるかわからないのが役者の世界だよ”と、いつも話していて、“動いている人は生き残り、止まっている人は生きていけない”と、自らの俳優人生と照らし合わせているようでした。50年近く俳優の仕事を続けて、あれだけの功績を残しても常に危機感をもっていたようです」(同前)
神田の復帰時期の予定について、『旅サラダ』を放送する朝日放送に質問状を送ったが、期日までに回答はなかった。前出の番組関係者は神田の現状について、こう明かした。
「12月の段階で神田さんが復帰するという具体的な情報は聞いていません。現時点では年明け最初の放送も欠席する可能性が高く、番組からも神田さんの動向についての報告はないままの新春の放送回を迎えそうです」
「体のメンテナンス」から復帰する神田を視聴者は心から待ち望んでいる。