スポーツ

【ファミリーの中傷は断固許さない】大谷翔平、SNSで異例の注意喚起 高校時代から変わらない“ファミリー”を守る行動

大谷翔平の「報道否定」の理由とは

大谷翔平の「報道否定」の理由に、守る行動も(写真/ZUMA Press/AFLO)

 チームカラーの青一色に染まったロサンゼルスのドジャースタジアムは、新加入のスーパースターを大歓声で迎え入れた。2月3日(日本時間4日)、ドジャースのファン感謝イベントが開催され、大谷翔平(29才)がファンの前に初めて姿を見せた。

「イベントで大谷選手は、愛犬のデコピンを球場に連れていく考えがあることや、好きな食べ物がたこ焼きなどとにこやかに話していました。ファンの大歓声を受けて、大谷選手が“ドジャースの一員になったと感じている”と話すと、割れんばかりの拍手が送られていました」(スポーツ紙記者)

 和やかな雰囲気で進んだ感謝祭の裏で、現地の記者らは大谷の“変化”に注目していた。

 事の発端は日本メディアが報じた2つの記事だった。『週刊女性PRIME』は1月29日、《「年末年始を共に過ごし、会員制スーパーへ」今オフの帰国は数日間だけ 弾丸帰国でリハビリに励む大谷翔平がLAに招いた「大切な女性」》とのタイトルで、大谷が両親をロサンゼルスに招いたと報じた。

 一方、1月31日には『女性自身』がウェブで《大谷翔平 チアリーダーにモテすぎて一平夫人当惑…元チアリーダーが猛アプローチ》と題し、通訳の水原一平氏の妻がかつての同僚女性から「大谷選手を紹介して」と頼まれて困っているとするニュースを配信した。

「『女性自身』の報道直後、大谷選手は自身のインスタグラムのストーリーズに2誌のネット記事をアップして、《一平さん夫妻にこの様な事実は一切ありません。》《事実とは異なる報道が多数ありますので皆さまご注意ください。》とフォロワーに呼びかけました。大谷選手が報道を否定するようなアクションをするのは、これまで聞いたことがありません」(前出・スポーツ紙記者)

 10年総額7億ドル(約1000億円)というプロスポーツ史上最高額の契約を結んだ大谷は、いまや名実ともに世界最高の選手のひとりになった。ドジャースはメジャーリーグ屈指の人気球団ということもあり、大谷フィーバーは最高潮を迎えている。

「メディアは大谷選手のどんなネタでも拾おうと取材を続けています。ですが、彼はエンゼルス時代から“メディア嫌い”で記者泣かせでした。そこで各メディアはドジャースに対して“もっと大谷選手の取材機会を増やしてほしい”との要望を出しています。当然大谷選手にもメディアの希望は伝わっていて、自分に対する報道が過熱気味であることを自覚していると思います」(在米ジャーナリスト)

 日本のメディアに限らず、今後、取材対象が水原氏や大谷の両親、知人らに及ぶことも考えられる。

「大谷選手は注目される自分の立場をわかっているでしょうし、どんな記事が出ても覚悟の上だと思います。自分を厳しく律し、派手に遊ぶこともない。スキャンダルは絶対ないという自信もあるでしょう。

 ただ水原氏や両親は表舞台に立つ人ではないし、ニュースに取り上げられることに対する免疫もない。報道が過熱しすぎる前に、“ファミリーの中傷は断固許さない”という姿勢を示したかったのでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

関連キーワード

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
イメージカット
「有名人なりすまし広告」の類に“騙されやすい度”をチェックしてみよう
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン