ライフ

日向坂46・上村ひなのと歩く「高円寺ルック商店街」 懐かしくも新しい昭和レトロな魅力

日向坂46・上村ひなのと歩く「高円寺ルック商店街」 

日向坂46・上村ひなのが「高円寺ルック商店街」の魅力を探る

 昭和時代のノスタルジックな雰囲気を感じさせる「昭和レトロ」がいま、Z世代を中心にブームとなっている。喫茶店や雑貨店などが立ち並ぶ「商店街」は大人気のスポット。そこで「昭和レトロが大好き」と公言する日向坂46の上村ひなのとともに「高円寺ルック商店街」を散策。懐かしくも新しい魅力を探ります。

●ルック商店街(東京都杉並区高円寺南)

レトロな商店街のあたたかみを満喫しました

レトロな商店街のあたたかみを満喫しました

 数多くの商店街が賑わう高円寺の中でも60年以上の歴史を持ち、レトロな雰囲気が漂う。古着店、喫茶店、雑貨店、ふとん店、スポーツ用品店、精肉店など多種多様な店が立ち並ぶ。

●珈琲亭 七つ森
【住所】東京都杉並区高円寺南2-20-20
【営業時間】10時半〜23時
【定休日】無休

 店内に一歩入れば、赤いベロアの椅子にステンドグラスのランプシェードなど、昭和にタイムスリップしたかのよう──ルック商店街中ほどにある『珈琲亭 七つ森』は、昭和53年創業の老舗喫茶。森本レオや大槻ケンヂ、柴田理恵など多くの著名人に愛されてきたことでも知られる。

 コーヒーやケーキ、カレーやオムごはんなど幅広いメニュー全てが手作りだという。人気のカスタードプリンは“す”が入らぬよう、泡立て器を使わずゆっくり混ぜて作られる。上村も「甘くてとろとろで……私の知っているプリンを超えています!」と感激の様子。

「(店内を)テープで補強しているのも味。本物のレトロ感が素敵です」(上村・以下同)

リアルな昭和に包まれて安心感を覚えます

リアルな昭和に包まれて安心感を覚えます

“またご縁がありますように”という思いで、おつりの5円玉にリボンをつけて渡しているという。「メニューの値段の端数が5円なのもそのためなんですね。人のぬくもりを感じます」

“またご縁がありますように”という思いで、おつりの5円玉にリボンをつけて渡しているという。「メニューの値段の端数が5円なのもそのためなんですね。人のぬくもりを感じます」

店内のインテリアは昭和30〜40年代を意識しているそう。「おばあちゃんが物を大事にする人で、生まれたときからこういう家具にも馴染みがあります。すごく安心します(笑い)」

店内のインテリアは昭和30〜40年代を意識しているそう

。「おばあちゃんが物を大事にする人で、生まれたときからこういう家具にも馴染みがあります。すごく安心します(笑い)」

「おばあちゃんが物を大事にする人で、生まれたときからこういう家具にも馴染みがあります。すごく安心します(笑い)」


1日18個限定の特濃牛乳と生クリーム入り「カスタードプリン」 (645円)

1日18個限定の特濃牛乳と生クリーム入り「カスタードプリン」 (645円)

ミルクたっぷりの「ミルクコーヒー」 (745円)とともに。「食器もスプーンもかわいい!」

ミルクたっぷりの「ミルクコーヒー」 (745円)とともに。「食器もスプーンもかわいい!」

珈琲亭 七つ森

珈琲亭 七つ森

『七つ森』で過ごす上村

『七つ森』で過ごす上村

●グランプリーズ
【住所】東京都杉並区高円寺南3-2-13 1F
【営業時間】13〜20時
【定休日】水曜・木曜


レトロ雑貨に癒される宝箱のような空間

レトロ雑貨に癒される宝箱のような空間

 新高円寺駅にほど近い『グランプリーズ』は、昭和と高円寺が大好きな店主・大ムラミキさんが平成26年にオープン。芸能人や海外にもファンが多いことで知られる。

 店内には古着、食器などのレトロ雑貨、駄菓子、現役アーティストのハンドメイド商品がぎっしり。特に人気なのは、ステッカーや封筒などの紙製品やアクセサリー、『アデリア』などの食器類だそう。

「花柄のコップは実家にありました! 『うちのタマ知りませんか?』(タマ&フレンズ)も! 昭和のアイテムはフォルムが丸くてキャラもかわいいですよね。だからエモいという感情に敏感なZ世代に刺さるのかもしれないです。もし昭和を摂取したくなったらここに来れば間違いないですね!(笑い)」

昭和レトロなファッションが好きという上村。「メンバーから“昭和っぽい顔立ち”と言われますし、レトロな衣装が似合うと言われるとうれしいですね。部屋のインテリアにもクッションにレトロなモチーフのものを選んでレトロを感じています」

昭和レトロなファッションが好きという上村。「メンバーから“昭和っぽい顔立ち”と言われますし、レトロな衣装が似合うと言われるとうれしいですね

。部屋のインテリアにもクッションにレトロなモチーフのものを選んでレトロを感じています」

部屋のインテリアにもクッションにレトロなモチーフのものを選んでレトロを感じています」

ポップな柄のレトロ食器がずらりと並ぶ

ポップな柄のレトロ食器がずらりと並ぶ

ソフビ人形、魔法瓶、黒電話…なつかし商品がいっぱい

ソフビ人形、魔法瓶、黒電話…なつかし商品がいっぱい

目を引くポップは店主の大ムラさんの手作りだとか

目を引くポップは店主の大ムラさんの手作りだとか

大好きなレトロ雑貨本気でお買い物しちゃいます!

大好きなレトロ雑貨本気でお買い物しちゃいます!

“予算5000円で好きなものを買い物してください”とミッションを伝えると、イチゴ好きな上村はヘアピンを手にこの表情。店主の大ムラさんからイチゴ柄の紙袋に入れてもらうと、さらに笑顔が弾けた。

“予算5000円で好きなものを買い物してください”とミッションを伝えると、イチゴ好きな上村はヘアピンを手にこの表情。店主の大ムラさんからイチゴ柄の紙袋に入れてもらうと、さらに笑顔が弾けた

上村の購入品は「メッシュレコードバッグ(4400円)」

上村の購入品「メッシュレコードバッグ(4400円)」

「イチゴのヘアピン(各280円)」

上村の購入品「イチゴのヘアピン(各280円)」

『グランプリ―ズ』

『グランプリ―ズ』

●フヂヤ薬局
【住所】東京都杉並区高円寺南3-22-17
【営業時間】10〜19時
【定休日】日曜・祝日

まるで博物館90年の歴史を感じて

まるで博物館90年の歴史を感じて

佐藤製薬のキャラクターサトちゃん・サトコちゃんと記念撮影。マフラーは近所の人が編んでくれたそう

佐藤製薬のキャラクターサトちゃん・サトコちゃんと記念撮影。マフラーは近所の人が編んでくれたそう

『フヂヤ薬局』は高円寺に商店街ができた昭和26年よりはるか前、昭和8年に創業した老舗。店内にはレトロなポスターや創業当時の看板も飾られ、まるでプチ博物館だ。「私がいちばんレトロなの」と笑う3代目・小西澄子さんは86才と思えぬ若々しさで、上村も「美しさの秘訣はなんですか?」と前のめりに。「こうして気さくにお話できるのも商店街の魅力ですね」。

フヂヤ薬局

フヂヤ薬局

フヂヤ薬局

フヂヤ薬局

フヂヤ薬局

フヂヤ薬局

また来ますね

また来ますね

レトロな商店街を満喫

レトロな商店街を満喫

【プロフィール】
日向坂46 上村ひなの/2004年4月12日生まれ。2018年、前身のけやき坂46の3期生としてグループ入り。10枚目シングル『Am I ready?』で表題曲初センターを務めた。

撮影/深澤慎平 ヘアメイク/遠山祐紀(マクスタア) スタイリスト/KOBA(PUNCH) 衣装協力/REDYAZEL、RESEXXY

※女性セブン2024年3月14日号

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン