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【『ブラタモリ』終了】なぎら健壱が紐解くタモリの“セッション”「相手が上手いと、こっちも上手くなった気になれる」

(時事通信フォト)

78歳になったタモリ(時事通信フォト)

 今から10年前、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が32年間の歴史に幕をおろし、昨年4月には40年間放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が終了。そして今春でNHK『ブラタモリ』のレギュラー放送終了も発表された。テレビでタモリ(78)を目にする機会が少なくなるなか、長年にわたり親交があるシンガーソングライターのなぎら健壱(71)が、タモリとの“セッション”について語った。

「あたしはね、デビュー前からタモさんのことは知ってるんですよ。かつて新宿にあった『ジャックの豆の木』っていうバーに赤塚不二夫先生が連れてきたの。変なヤツでね。まぁ、そこらへんのエピソードについてはいろんな人がいろんなところでしゃべってるんで、ここでは端折るけど、その頃から4か国語麻雀とかをやっていたね」

 タモリが赤塚不二夫氏、ジャズピアニストの山下洋輔氏らと酒を酌み交わしたのは1970年代中盤のこと。その後、長年にわたって同じ芸能界で活躍することになったタモリとなぎらの2人は、番組での共演も多かった。

「『タモリ倶楽部』では多分、あたしが最多出演じゃないかな。200回以上は出てますよ。これは後からスタッフに聞いた話だけど、番組の打ち合わせの時に面倒なテーマだと、タモさんは“ああ、それはなぎらにやらせればいいよ”って、名指ししてくることもあったらしい。あたしが出るとね、こっちに任せっきりでタモさんはわざと退くんだよね。あんまり自分が前に出てこない。それで、ところどころで上手いこと言うの。ずるいんだ」

 それがバラエティー慣れしていないゲストだと、様子は違ったらしい。

「若手のタレントだったりすると、俄然前に出て番組全体を引っ張るの、その塩梅が絶妙なんだね」

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