大谷は妻がすでに渡米していると明かしたが、今後は現地での暮らしがどうなるかというポイントも出てくる。スポーツ紙デスクが語る。
「日本人メジャーリーガーの妻は、慣れない現地で知り合いも少なく、英語が話せない場合は孤独に陥りやすい。不安がある場合は渡米しない前例もあって、かつては野茂英雄さんの奥さんや、ゴルフの松山英樹さんの奥さんも日本に留まった。
一方、カブスの鈴木誠也の妻で元新体操選手の畠山愛理さんは英語を勉強して契約更改の席に同席したほどの語学力です。ブルージェイズの菊池雄星の妻でフリーアナウンサーの深津瑠美さんも菊池に英語を教え、メジャー挑戦の夢を後押ししました」
大谷の結婚相手の語学力は明らかになっていないが、そこは“チーム大谷”が支えられる。
「通訳の水原さんのご家族がいるので、英語をこれから勉強するとしても安心できるのでは」(スポーツ紙編集委員)
前例に学び、考え抜いた末の結婚発表。これからもドジャースでの活躍とともに世界中のファンを喜ばせる情報発信が続くに違いない。
(了。前編から読む)
※週刊ポスト2024年3月22日号