紗代子夫人とは4人の子宝に恵まれた(代表撮影)
協会内では、移籍先の候補の1つに、元横綱・旭富士が親方の伊勢ヶ濱部屋が挙がっている。
「伊勢ヶ濱親方は2年後に定年を迎えるので、後継者に横綱・照ノ富士を指名しています。白鵬が伊勢ヶ濱部屋の部屋付き親方になれば、モンゴル出身の後輩力士である照ノ富士の“部下”になるわけで、これ以上の屈辱はありません。白鵬が受け入れられるわけがない。
白鵬は事実上、無期限で、親方としての活動も弟子の指導もできない状態に追いやられています。協会は、白鵬の気持ちがプツリと切れて、相撲界から去るのを待っているように見えます。“相撲界から押し出せ”と大号令がかけられている様相です」(前出・相撲ジャーナリスト)
前述した北青鵬に対するコンプライアンス委員会の報告書では、暴力行為発覚後に、北青鵬がロールスロイスで場所入りしたことが「反省の色が見えない」と問題視された。しかし、あるベテラン相撲記者はこう首をひねる。
「それならば、高級外車ではなく、国産の軽自動車で場所入りしたら、反省しているということになるのでしょうか? どの車で移動するかは、本来、いじめ騒動と関係ないはずです。
相撲協会は報告書にあえてロールスロイスを登場させることで、“白鵬が弟子に贅沢をさせている、甘やかしている”というイメージを世間に植え付けようとしているように感じます」
(後編を読む)
※女性セブン2024年3月28日号