通院にはAさんが付き添っていた(8月下旬)

通院中の猿之助。弟子のAさんが付き添っていた(2023年8月下旬)

 そんな2人の突然の退所劇。関係者を取材すると、昨年に起きた2つのある“重大事件”が引き金となっているという。1つ目の要因は、当時同じ事務所に所属し、自殺ほう助容疑で逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助(48)の事件だった。

 同年11月に東京地裁で懲役3年、執行猶予5年の判決が確定した影響で、猿之助が総理大臣役で出演していた『劇場版 緊急取調室THE FINAL』が公開延期となったのだ。

 猿之助の有罪判決を受けて「ケイファクトリー」は昨年11月17日付で契約を解除。『劇場版 緊急取調室THE FINAL』の猿之助出演シーンは撮り直しとなり、半年以上経った今も公開のめどは立っていない。猿之助と仲の良かった佐々木のショックは大きかった。

「蔵之介さんは、2014年に当時に猿之助さんのオファーで、歌舞伎デビューもしています。顔の白塗りを猿之助さんに作ってもらうなど、親友といえる関係でした。しかし、蔵之介さんは猿之助さんの事件で公開が延期された映画『緊急取調室』にも重要な役で出演していて、責任を感じて映画関係者らに何度も謝っていたそうです。猿之助さんの事件以降、蔵之介さんとしても仕事がしづらい状況が続いていたようです」(同前)

 そして、2つ目の要因は、昨年7月の中古車販売大手「ビッグモーター」の保険金不正請求問題だ。

 ビッグモーターを巡っては、事故車の修理際、故意に車体にキズを加えるなどして損害保険会社に保険金を水増し請求していたことが発覚。「車を売るならビッグモーター」のキャッチフレーズで飛ぶ鳥を落とす勢いだった同社のCMを2017年から務めていたのが佐藤だった。

「佐藤さんのCM契約金はドラマや映画の制作も行っているケイファクトリーにとっても重要な収入源でしたが、まさかビッグモーター側が不正を行っていたとは知らず、困惑していたようです。

 実は隆太さんは1社のイメージが定着するのを避けたいと考えていて、数年前から同社とのCMに『区切りをつけたい』と相談していました。事件を受けて昨年7月にCMを自主降板しましたが、現在も多くの人々に“佐藤隆太=ビッグモーター”のイメージが定着してしまっている状態で、心機一転、事務所を移籍することで再スタートを図りたいと考えたようです」(同前)

“明日にきらめく”ために新たに歩み始めた2人だった。

関連記事

トピックス

吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
大東さんが掃除をしていた王将本社ビル前の様子(写真/時事通信フォト
《「餃子の王将」社長射殺事件の初公判》無罪主張の田中幸雄被告は「大きなシノギもなかった」「陽気な性格」というエピソードも…「“決して”犯人ではありません」今後は黙秘貫くか
NEWSポストセブン
小磯の鼻を散策された上皇ご夫妻(2025年10月。読者提供)
美智子さまの大腿骨手術を担当した医師が収賄容疑で逮捕 家のローンは返済中、子供たちは私大医学部へ進学、それでもお金に困っている様子はなく…名医の隠された素顔
女性セブン
英放送局・BBCのスポーツキャスターであるエマ・ルイーズ・ジョーンズ(Instagramより)
《英・BBCキャスターの“穴のあいた恥ずかしい服”投稿》それでも「セクハラに毅然とした態度」で確固たる地位築く
NEWSポストセブン
北朝鮮の金正恩総書記(右)の後継候補とされる娘のジュエ氏(写真/朝鮮通信=時事)
北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名されている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能性が高い文字とは
週刊ポスト
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「箱わなで無差別に獲るなんて、クマの命を尊重しないやり方」北海道・知床で唱えられる“クマ保護”の主張 町によって価値観の違いも【揺れる現場ルポ】
週刊ポスト
火災発生後、室内から見たリアルな状況(FBより)
《やっと授かった乳児も犠牲に…》「“家”という名の煉獄に閉じ込められた」九死に一生を得た住民が回想する、絶望の光景【香港マンション火災】
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン