スポーツ

大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも

真美子さんも“奥様会”の習わしに従うことになるのか(写真はインスタより)

真美子さんも“奥さま会”の習わしに従うことになるのか(写真はインスタより)

 今シーズン、史上最高額でドジャースに移籍し、好調をキープする大谷翔平(29才)。5月3日には、本拠地のドジャースタジアムで開催されたチャリティーイベントに真美子夫人(27才)とともに出席。ふたりの左手薬指には指輪がキラリと輝き、多くのメディアがカメラを向けた。

 イベントでは、大谷の上着のシワをさりげなく引っ張って伸ばす様子が好感を持って報じられた真美子さん。そんな彼女が今後参加することになるのが、「Doder Wives(ドジャー・ワイブス)」と呼ばれるドジャースの「奥さま会」だ。活動の目的は慈善活動と、チームの家族間の親睦を深め、結束力を高めることだ。

「1年の初めのキャンプ時にミーティングが開かれ、1年間のイベントの打ち合わせを行うようです。慈善活動では低所得者層向け住宅の外壁のペンキ塗りや炊き出し、オークションの開催などを行っています。ドジャースはチャリティーに熱心な球団で、奥さま会の活動も非常に活発です」(在米ジャーナリスト)

 イベント以外にも頻繁に行われる食事会には、奥さま会ならではの習わしがあるという。

「参加者のなかで最も年俸が高い選手の妻が、食事代を全額支払うんです。何人参加していようが、どんなに高級なお店だろうが関係なく、黙って全員分払うのが『高給取り選手妻』の役目。飛び交う会話もリッチで、時に夫の活躍によって厳しいマウンティングもあるといいます」(現地特派員)

 大谷は史上最高額となる7億ドル(契約時のレートで約1015億円)で契約を結んでおり、食事会の費用を真美子夫人が支払う可能性が高い。彼女は新米ながら、否が応でも中心選手の妻としての振る舞いが求められることになるのだ。

「真美子さんのなかで自覚は芽生え始めていると思います。3月に韓国での開幕戦を終えた際に撮られた奥さま会の集合写真では、遠慮がちに最後列に立っていましたが、今回のイベントでは最前列にいましたから。

 しかしそこで何よりも必要なのは語学力です。これまで真美子さんに留学経験や海外在住経験はなく、英語力は未知数です。イベントではテオスカー・ヘルナンデス選手の妻と通訳なしで楽しそうに会話していましたからまったく話せないわけではなさそうですが、円滑な人間関係を築くために必要なスキルともいわれるジョークが言えるようになるまでには数年かかると思います」(前出・現地特派員)

 奥さま会に慣れれば「真美子カラー」を表に出すかもしれない。

「かつてドジャースでプレーした前田健太投手(36才)の妻、早穂さん(38才)は、1年目を終え『もっとガンガン前に出ないと』と思ったそうで、存在感や華やかさを出すためにあるときから奥さま会に着物で行くようにしたとか。いまは控えめな真美子さんも次第に奥さま会の雰囲気に染まり、目を引くファッションになっていくのではないでしょうか」(前出・現地特派員)

 夫人同士だけでなく、家族間の交流を大切にするのもメジャーリーグの特徴で、家族総出でイベントやキャンプに訪れることも多い。

「今回のイベントにも、フリーマン、ベッツ、ヘルナンデスなど、多くの選手が子連れで参加していました。談笑の場では子供の話題も多く、奥さまがたから『ショーヘイのベイビーも楽しみ!』という声も出ていたとか。その話題に反応したわけではないかもしれませんが、真美子さんのはにかんだ笑顔は印象的でしたね」(前出・現地特派員)

 大谷を支えるのみならず、奥さま会の「柱」として第一線で活躍する日も近い。

※女性セブン2024年5月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
東日本大震災発生時、ブルーインパルスは松島基地を離れていた(時事通信フォト)
《津波警報で避難は?》3.11で難を逃れた「ブルーインパルス」現在の居場所は…本日の飛行訓練はキャンセル
NEWSポストセブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
宮城県気仙沼市では注意報が警報に変わり、津波予想も1メートルから3メートルに
「街中にサイレンが鳴り響き…」宮城・気仙沼市に旅行中の男性が語る“緊迫の朝” 「一時はネットもつながらず焦った」《日本全国で津波警報》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
夜の街での男女トラブルは社会問題でもある(写真はイメージ/Getty)
「整形費用返済のために…」現役アイドルがメンズエステ店で働くことになったきっかけ、“ストーカー化した”客から逃れるために契約した「格安スマホ」
NEWSポストセブン
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト