芸能

【人生の集大成】黒柳徹子の“ミュージアム”が軽井沢に建設中 計画をリードするのは“ビーズ界のカリスマ”

黒柳徹子のミュージアムができる

黒柳徹子のミュージアムが建設されている

「多くの人に、私のコレクションを見てもらいたい」そんな純粋な思いから始まった黒柳徹子ミュージアムの建設計画は、構想から6年を経て密かに動き出していた。主導するのは黒柳徹子(90才)がもっとも信頼を置くあの貴公子。2人で見据える終活のクライマックスとは──。

 日本を代表する避暑地、長野県軽井沢町。その中心から少し外れた一角に、広大な土地をフェンスで囲い、工事が進む場所がある。

 工事内容を示す看板の「建築主」の欄には「一般財団法人 黒柳徹子記念財団 代表理事 田川啓二」(柳は旧字体)と記されている。

 近隣住民が言う。

「工事が始まる前に関係者が訪ねてきて、黒柳徹子さん(90才)のミュージアムを建てると説明を受けました。“玉ねぎ頭”をモチーフにした宮殿のような建物ができるのではとか、いろいろと心配してしまいましたが、完成予定図には駐車場を備えた平屋建てのモダンな建築が描かれていました。工事が始まったのは、昨年の12月。山を崩して平地にする工事もしていたようで、想定よりも時間がかかっているようです。かなりの木々を伐採していますが、建物が完成したらもう一度、緑を植えるとの説明もありました」

 敷地面積は約2500平方メートルで、地元の不動産会社によれば、土地の購入価格だけでも2億円はくだらないという。周辺エリアはリゾートホテルの建設や高級飲食店の出店の予定などがあり、今後多くの人の往来が期待されているようだ。

 ミュージアムの建設は、黒柳の悲願だった。

「90年の人生のなかで、黒柳さんは価値のある着物や食器、工芸品などのコレクションを多数所有しています。彼女には、自身が集めた素敵なものをたくさんの人に見てもらい、同時に後世に残したいという思いがあります。建設中のその施設が、黒柳さんの思いを実現させる場所になるのではないでしょうか」(芸能関係者)

 だが、計画をリードするのは黒柳ではない。「建築主」である田川啓二氏(65才)だ。

「田川さんの本業はビーズ刺繍デザイナーで、業界では“ビーズ界のカリスマ”“ビーズの貴公子”などと呼ばれています。2002年に田川さんが『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲスト出演したことがきっかけで、黒柳さんと意気投合しました。2人は一緒に海外を旅行したり、田川さんが黒柳さんの衣装を手がけるようになるなど、急速に仲を深めていきました。2016年には、田川さんが黒柳さんの事務所の代表取締役に突然就任して、周囲を驚かせたこともありました」(前出・芸能関係者)

 以来、田川氏は黒柳の仕事場などに帯同するようになり、出演交渉やキャスティングにもかかわるようになった。

 2018年8月、田川氏は事務所の代表を知人に任せて辞任。同時期に代表理事として設立したのが、前述した「黒柳徹子記念財団」だ。

関連記事

トピックス

優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《自維連立のキーマンに重大疑惑》維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 元秘書の証言「振り込まれた給料の中から寄付する形だった」「いま考えるとどこかおかしい」
週刊ポスト
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
素材はピカイチとされたが…
【オコエ瑠偉が巨人を電撃退団】「阿部監督一強体制」で反発は許されなかったか メジャー移籍は厳しい現実、“ランクを下げながら海外移籍を模索”のシナリオも
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
《高市首相の”台湾有事発言”で続く緊張》中国なしでも日本はやっていける? 元家電メーカー技術者「中国製なしなんて無理」「そもそも日本人が日本製を追いつめた」
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《バリ島でへそ出しトップスで若者と密着》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)が現地警察に拘束されていた【海外メディアが一斉に報じる】
NEWSポストセブン
大谷が語った「遠征に行きたくない」の真意とは
《真美子さんとのリラックス空間》大谷翔平が「遠征に行きたくない」と語る“自宅の心地よさ”…外食はほとんどせず、自宅で節目に味わっていた「和の味覚」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《約200枚の写真が一斉に》米・エプスタイン事件、未成年少女ら人身売買の“現場資料”を下院監視委員会が公開 「顧客リスト」開示に向けて前進か
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
NEWSポストセブン