国内

《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」

6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)

6月9日、殺人未遂容疑で逮捕された保育士の笹山なつき容疑者(21)

 保育士が2歳児の首を切りつけるという驚愕の事件が発生した。6月9日、鹿児島市内の認定こども園「可愛幼稚園」で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で保育士の女性が逮捕・送検された。全国紙社会部記者が解説する。

「殺人未遂容疑で逮捕されたのはこの園に勤務していた笹山なつき容疑者(21)です。捜査関係者によると7日午前11時ごろ、園の関係者が『男児が突然泣き出した。確認したら首から血が流れていた』と119番通報したことで事件が発覚しました。

 警察の調べに対して笹山容疑者は『けがを負わせたことは間違いないが、殺すつもりはなかった』と供述しており、現在も事実関係の確認が進められている。男児は鹿児島市の病院に運ばれ、全治1ヶ月のけがを負ったものの命に別条はありません」

 9日16時、園はこの事件を受けて緊急保護者説明会を開き、代理人弁護士を交えて取材対応も行った。

「弁護士によると男児は午前中に園庭で遊び、教室に戻る際に園の玄関付近で怪我をしました。周りには他の園児や職員もいる状況で、たった2〜3秒程度の間でけがをして、血が流れていたといいます。

 当時職員は5人いて、笹山容疑者自身も救護にあたっていました。犯行の瞬間は誰も見ておらず防犯カメラにも映っていなかったとのことです。そのため当日は事件か事故か、わからない状況でしたが、警察の調べで笹山容疑者の関与が明らかになりました。事件となったことで、同園は翌日から保護者対応などにあたっています」(前出・全国紙記者)

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン