マンションの出入りには、ジェシーは決まって裏口を使う

マンションの出入りには、決まって裏口を使うジェシー

お揃いで使うたった1つのもの

 プライベートは筋トレに励むなどストイックで、夜の街を遊び回るでもなく、これまで熱愛が報じられたことはない。それでも、最愛の彼女を前にジェシーの思いが漏れ伝わることもあったようだ。

「近しい友人に、ジェシーは“誰とは言えないけど、本当に好きな彼女ができた”“彼女はとてもすごい人。いまが本当に幸せ”と惚気ていたこともありましたね」(前出・ジェシーの知人)

 長らく綾瀬は、同じ事務所に所属する同世代の石原さとみ(37才)、深田恭子(41才)とともに「3人娘」と呼ばれてきた。

「芸能界を牽引してきましたが、石原さんは2020年に結婚し、2022年に出産。その後も女優復帰して活躍しています。深田さんも、不動産会社の経営者と交際し、結婚が目前といわれたこともあった。綾瀬さんは、充実した仕事ぶりの一方で、“自分は不器用だから、仕事しか向いていないのかな”と悩んだこともあったそうです」(前出・芸能リポーター)

 そんな彼女の前に現れたのがジェシーだった。6月11日、ジェシーは28才の誕生日を迎えた。その前日、夕刻前に映画の撮影を終えたジェシーは、プレゼントにもらったのだろう、ワインショップの紙袋と生花店の袋を手に綾瀬のマンションへと帰宅。盛大なパーティーに参加するでもなく、綾瀬と静かにバースデーを祝ったようだ。

 お互い“匂わせ”ることはまったくない。ただ、ふたりが“お揃い”で使っていたものがある。緑と青のラインが入ったファミリーマートの靴下(390円・税別)だ。ジェシーは誕生日の前日も、この靴下を履いていた。外からわかる共通点はそれぐらい。そんなふたりだからこそ、心を許しあえたのだろう。

 トップアイドルにもかかわらず、ジェシーは「“カッコいい”よりも“おもしろい”と言われたい」と堂々と口にしている。

「カッコつけるのはアイドルとしてステージに立っているときだけで、それ以外は常に“人を笑わせたい”という願望を持っているそうです。そのせいで、女性から“いつもふざけすぎ”と怒られることもあるそうなんですが……(笑い)」(前出・ジェシーの知人)

 だが、常にサービス精神満点のジェシーの姿勢は、綾瀬にとって願ったり叶ったりのタイプだったはずだ。

「綾瀬さんは以前から、結婚するなら、自分を100%出せる人じゃないと、と言っていました。過去には雑誌のインタビューで《夫婦漫才がしたいんですよ》と話したこともあります。ふざけたりおもしろいことを言う綾瀬さんを見て、一緒にノってくれて、笑ってくれる人が理想なんです」(前出・綾瀬の知人)

 芝居には真剣に打ち込む半面、ふざけたり、人を笑わせたりすることが大好き。明るく楽しく朗らかなふたりには、家族思いという共通項もある。

「ジェシーさんの父親はアメリカ・ラスベガス出身で、以前は毎年のように家族で里帰りしていたそうです。向こうには親戚も多く住んでおり、いまでもジェシーさんは“長い休みが取れれば、すぐにでもラスベガスに行きたい”と言っています。親戚全員の旅費をジェシーさんが負担して、アメリカから呼び寄せる計画を立てたこともあった。

 一方の綾瀬さんも、毎年お正月には故郷の広島に里帰りするのが恒例。“いちばん落ち着くのは、家族が営む農業を手伝っているとき”と語るなど、家族愛が強い。価値観も似ているんでしょうね」(前出・芸能関係者)

第3回へ続く

※女性セブン2024年8月8・15日号

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