手前から鰻和弘と橋本直

手前から鰻和弘と橋本直

上方漫才大賞は「獲りたいです!」

――2人はもう「中堅」と呼んで差し支えのない立場ですよね。

橋本 いやいや、どうなんですか。中堅っていう感覚はないですね。

鰻 ぜんぜんないっす。

――改めて調べてみて、ちょっと意外だったというか、驚いたのは2人はまだ上方漫才大賞を受賞していないんですね。

橋本 それは書いといてください。獲りたいです。

鰻 はい。書いといてください。これねぇ、欲しいんですよぉ。同時並行で2つも全国ツアーをやってるんですから。漫才、めちゃめちゃがんばってますよ!

――新人賞、奨励賞とステップを踏んだ漫才師は、ほとんど上方漫才大賞を受賞しているので、銀シャリももうもらっているような気がしていました。奨励賞をもらったのは2016年です。すでに受賞していてもおかしくないですよね。

橋本 先輩にしょっちゅう言われるんですよ。「今年、おまえらやろ?」って。でも「いや、それ、僕らに聞かれても……」って返すしかない。「獲れなかったとき、僕らも悲しなるんで勘弁してくださいよ」みたいな。

鰻 「なんで獲れへんの?」って言われても「わかんないっす」としか言いようがない。

――来年、結成20周年なので、選考サイドもそれに合わせようとタイミングを待っているのでは。

橋本 それ、キレイですね。いや、でも、そう言われてまた獲れんかったら、さらに悲しくなるな。

鰻 言って欲しいけど、あんま言わんといても欲しいな。

(全3回の第2回。第3回に続く

◆撮影/山口京和

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン