芸能

《出所していた元俳優・新井浩文》本人が言及した“俳優復帰”の現実味 周囲の仲間が口にしていた“サポート”

元俳優・新井浩文が出所していた

元俳優・新井浩文が出所していた

 数多くの作品に出演し、名バイプレイヤーとして活躍した元俳優・新井浩文(45)。彼は2019年2月に強制性交の罪で逮捕され、翌年12月には懲役4年の判決が確定して表舞台から姿を消していた。そんな新井が、出所し東京から離れた町で生活している姿を、「NEWSポストセブン」がキャッチした。

 7月下旬の夕方、黒いハットを目深に被り散歩していた新井。首元は痩せ細り、肌は見間違えるほどに白くなっていた。「仮釈放中なので何も話せない」とする新井に記者が「今後も俳優を続けていく意思はあるか」と問うと、頭を下げながら次のように答えていた。

「(刑期が)満期になったら、(俳優に)戻るんだったら戻るでやるし、戻らないんだったら戻らないで終わりじゃないですか。それだけなんで」

 俳優復帰の可能性について言及した新井。事件当時から、周囲の俳優仲間は出所後の“サポート”を口にしていた。芸能関係者が語る。

「実刑判決を受けるほどの罪を犯した新井さんですが、知人からは“温和なナイスガイ”として知られていました。保釈期間にも、俳優仲間と度々顔を合わせていた。また収監されてからも、仲の良い同年代の俳優が、出所後の面倒を見たいと話していたと聞いています」

 このあと刑期が満了を迎え、本人が復帰の意志を示した場合、新井は実際に復帰できるのだろうか。俳優が多く所属する芸能事務所の関係者が語る。

「薬物事件を犯した役者は一定期間、作品に出られなくなるが、性犯罪は相当のペナルティーを受けます。まず、地上波のテレビドラマは共演女優やスポンサーが首を縦に振らないので、ほぼ絶望的な状況。映画に関しても同様に厳しいでしょう。しかし協力してくれる仲間はいるでしょうから、自身でスポンサーを探して作品を作るか、小規模の舞台なら可能性はある。

 似たようなケースで参照できるのは、女性に対する強姦致傷容疑で2016年に逮捕された俳優・高畑裕太さん(30)でしょう。彼の場合は示談の末に不起訴になっていますが、2019年8月に小劇場の舞台で復帰するまでに3年かかり、今もテレビや映画には出演できていません」

関連キーワード

関連記事

トピックス

代理人・バレロ氏(右)には大谷翔平も信頼を寄せている(時事通信フォト)
大谷翔平が巻き込まれた「豪華ハワイ別荘」訴訟トラブル ビッグビジネスに走る代理人・バレロ氏の“魂胆”と大谷が“絶大なる信頼”を置く理由
週刊ポスト
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
大臣としての資質が問われる(写真/共同通信社)
三原じゅん子・こども政策担当相が暴力団とゴルフ写真の“反社疑惑”にダンマリの理由「官邸は三原氏のことなど構っていられない」
週刊ポスト
薬物で何度も刑務所の中に入った田代まさし氏(68)
《志村けんさんのアドバイスも…》覚醒剤で逮捕5回の田代まさし氏、師匠・志村さんの努力によぎった絶望と「薬に近づいた瞬間」
NEWSポストセブン
お仏壇のはせがわ2代目しあわせ少女の
《おててのシワとシワを合わせて、な~む~》当時5歳の少女本人が明かしたCM出演オーディションを受けた意外な理由、思春期には「“仏壇”というあだ名で冷やかされ…」
NEWSポストセブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
2023年ドラフト1位で広島に入団した常廣羽也斗(時事通信)
《1単位とれずに痛恨の再留年》広島カープ・常廣羽也斗投手、現在も青山学院大学に在学中…球団も事実認める「本人にとっては重要なキャリア」とコメント
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
NEWSポストセブン
《高まる中国の軍事的脅威》日中の陸海空の軍事力を徹底比較 日本は海上戦闘や航空戦力では優位を保つも、ミサイル・ドローンでは中国が決定的に優位
《高まる中国の軍事的脅威》日中の陸海空の軍事力を徹底比較 日本は海上戦闘や航空戦力では優位を保つも、ミサイル・ドローンでは中国が決定的に優位
マネーポストWEB