不倫報道を経て変化したように見える夫婦関係

瀬戸大也の妻・馬淵優佳

瀬戸大也の妻・馬淵優佳さん(インスタグラムより)

 しかし、不倫がバレると、追い打ちをかけるようにマイナス報道がどんどん出てきてしまいます。2020年10月8日号「週刊新潮」によると、瀬戸選手の不倫相手は1人ではなかったそうですし、同年10月13日号「女性自身」には、瀬戸選手のモラハラ的な行動に優佳さんがずっと振り回されていたと、優佳さんの友人が明かしています。9月25日配信の「文春オンライン」によると、関係者の間では瀬戸選手の夜遊びはよく知られていたと言いますし、瀬戸選手は「練習に集中したい」という理由で、練習所に近い豊洲のタワマンで一人暮らしをしていた、つまり一緒に暮らしていなかったそうなのです。

 同居していなくても仲のよい夫婦はいますが、SNS上での完璧な家族アピールと、不倫報道の衝撃も相まって「インスタグラムの内容はすべて嘘だったのでは?」「幸せをアピールする人ほど実情は違う」と優佳さんの“幸福偽装”を疑う声もネット上で増えていきました。不倫が露見したことで企業とのスポンサー契約は打ち切られ、シンボルアスリートも辞退するなど、瀬戸選手を取り巻く環境は激変します。そんな中、出場した東京五輪では、まさかの予選落ち。結果を出せなかった瀬戸選手との離婚説も浮上したのでした。

 離婚はしなかったものの、東京五輪後、優佳さんは飛び込み競技に復帰、日本選手権で優勝してしまいます。競技を引退してからは、お子さんの教育のためにオーストラリアで暮らしているそうで、東京五輪前と比べて生活が激変したと言えるのではないでしょうか。

そして今回、久しぶりに優佳さんのインスタグラムを見てみると、その変わりように驚きました。夫についてふれることはなく、現在は優佳さん本人の仕事の告知がメインです。料理の投稿は時折ありますが、“勝ち飯”のような気合いの入ったものではなく、季節感あふれる肩肘はらない家庭料理を投稿しています。

「支える妻」三田寛子との共通点

「支える妻」のインスタグラムから、夫が消える。これは「支える妻」の代名詞である梨園妻、八代目中村芝翫(しかん)夫人、女優の三田寛子さんも同じなのです。

2016年、夫と3人のお子さんの4人の同時襲名という偉業を成し遂げた三田さん。アイドルから梨園妻となり、たくさんの苦労があったことでしょう。それが報われてよかったと言いたいところですが、この頃から夫・芝翫が京都の芸妓さん、タニマチの女性、アパレル勤務の女性との不倫報道が相次ぎます。

襲名前ということもあったのでしょう、芸妓さんとの報道の際は三田さんもカメラの前に立ち、夫を責めない姿が“神対応”と称賛されました。しかし、度重なる不倫に思うところがあったのでしょうか、三田さんは別居に踏み切ります。2022年9月9日号「週刊ポスト」の取材に対し、三田さんは「本当に主人は主人、私は私で。皆さんにご迷惑をかけないように、ちゃんと仕事させていただこうという認識です」と答えたそうですが、インスタグラムにもその気持ちが反映されているように感じます。結婚式など、家族単位の公式行事を除いて、夫である芝翫は登場しません。自分の仕事、お子さんの舞台の告知、お子さんとのエピソード、ひとり旅、推し活が投稿されています。夫が不倫をし、それが世間バレするというのは、妻にとって屈辱以外の何物でもないことでしょう。ですが、ネットニュース全盛時代の「成駒屋の嫁」として考えるなら、ちょっと違うのかもしれません。

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