現在は沖縄にある故郷・小浜島で「民宿宮良」を営む

現在は沖縄にある故郷・小浜島で「民宿宮良」を営む

「DA PUMP」として活動中も「いずれは小浜島の船の上で三線を弾いて歌ってるだろう」と思っていたSHINOBUさん。「民宿宮良」が提供する海のレジャーで船を操る毎日は、「歌うことはほとんどないけど、当時の思いの通りになったかな?」と笑う。SHINOBUさんは「DA PUMP」のメンバーとして多忙を極めていたときも、数日オフがあれば小浜島へ戻るほど故郷愛、海愛、船愛が強かったのだ。

「今思えば、民宿を継いだ当初は32歳で、若さの勢いでやっていました。採算を度外視して(笑)。それから、1年ごとに新しいお客さんが来て、リピーターさんになってくれて、徐々にドローンでの空撮などのサービスや料金体系を整え、ようやく納得できる形に。今が一番落ち着いて接客できているかな、と思います」

 両親から継いだ「民宿宮良」は、小浜港から車で約5分。オーシャンビューの和洋室もある全4室で、1泊朝食付き8800円(税込み、2泊から)。プライベート感重視の家族経営で、民宿1階の母屋で家族とともに寝起きするSHINOBUさんは、客の朝食の準備や片付け、クルーズのアテンドをする。朝から晩まで“やること”はギッチリだ。

「僕は“民宿の家の子”だったから、民宿運営のだいたいの流れはわかっていました。朝6時に起きて、味噌汁、サラダ、ベーコンエッグ、ウインナー、漬物……などの朝食を嫁と一緒に用意し、8時に提供、お客さんが食事をしている間にその日のアクティビティの準備。お客さんが朝食を終えたら片付け、9時15分に出航して……という流れです。

 お客さんは夕食後、20時から22時半頃までうちのテラスで泡盛を飲みながら、いろんな所から来たゲストさんみんなでひとつのテーブルでおしゃべりする、沖縄ならではの“ゆんたく”を楽しむので、僕がホッとできるのは、15時に海から戻った後に船を洗い、チェックインのお客さんの送迎をして、シャワーを浴びて、お客さんが夕食から帰ってくるまでの30分ぐらい。自分の時間はほぼありません」

 いや~目が回りそうな忙しさだ。

関連記事

トピックス

イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
「中野駅前大盆踊り大会」前夜祭でのイベント「ピンク盆踊り
《中野区長が「ピンク盆踊り」に抗議》「マジックミラー号」の前で記念撮影する…“過激”イベントの一部始終
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
『東宝シンデレラ』オーディション出身者の魅力を山田美保子さんが語ります
《第1回グランプリは沢口靖子》浜辺美波、上白石姉妹、長澤まさみ…輝き続ける『東宝シンデレラ』オーディション出身者たちは「強さも兼ね備えている」
女性セブン
9月6日から8日の3日間、新潟県に滞在された愛子さま(写真は9月11日、秋篠宮妃紀子さまにお祝いのあいさつをするため、秋篠宮邸のある赤坂御用地に入られる様子・時事通信フォト)
《ますます雅子さまに似て…》愛子さま「あえて眉山を作らずハの字に落ちる眉」「頬の高い位置にピンクのチーク」専門家が単独公務でのメイクを絶賛 気品漂う“大人の横顔”
NEWSポストセブン
川崎市に住む岡崎彩咲陽さん(当時20)の遺体が、元交際相手の白井秀征被告(28)の自宅から見つかってからおよそ4か月
「骨盤とか、遺骨がまだ全部見つかっていないの」岡崎彩咲陽さんの親族が語った “冷めることのない怒り”「(警察は)遺族の質問に一切答えなかった」【川崎ストーカー殺人】
NEWSポストセブン
シーズンオフをゆったりと過ごすはずの別荘は訴訟騒動となっている(時事通信フォト)
《真美子さんとの屋外プール時間も》大谷翔平のハワイ別荘騒動で…失われ続ける愛妻との「思い出の場所」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン