国内

「週刊ポスト」本日発売! ドサクサ解散でも「自民党惨敗」の衝撃予測ほか

 10月7日発売の「週刊ポスト」は、新政権と総選挙のゆくえ、それによって日本経済や社会制度、相場がどう動くかを徹底分析した近未来予言スペシャル合併号。今月27日に迫る総選挙では、いち早く全選挙区と候補者の最新情勢を詳報する。裏金議員、旧統一教会議員に審判は下るのか、相変わらずバラバラ、ボロボロの野党は巻き返せるのか――。石破ショックでも強い日本株、相続を劇的に簡単にする新制度、中国から逃げ始めた日本企業の潜入ルポ、巨人が日本一になる条件、さらには「高市新党」の極秘情報も。

今週の見どころ読みどころ

◆閣僚も続々落選! 石破自民「53議席減で過半数割れ」総選挙シミュレーション
本誌で定評のある政治ジャーナリスト・野上忠興氏の総選挙分析で驚くべき結果が出た。野党共闘が成立しなくても自民党は議席を大幅に減らし、特に裏金議員、旧統一教会議員は総崩れになりそうだ。野党共闘が最大限うまくいくケースでは、さらに50議席を減らして下野が避けられない大惨敗に。萩生田光一・元政調会長ら疑惑にまみれた議員は軒並み苦戦を強いられており、二階元幹事長の息子など世襲議員も厳しい戦い。クリーンをアピールする新政権の閣僚3人にも黄信号が灯った。

◆総選挙惨敗なら現実味 高市新党は「令和の小沢一郎」になるか
石破政権は敵対勢力や裏金議員を徹底的に干し上げた。もちろん党内には憎悪が渦巻き、選挙に負ければマグマが噴出することは避けられない。無役を貫いた高市早苗氏は、その時こそ反撃の狼煙を上げるだろう。すでに党内では新党結成も囁かれており、かつて宮沢政権に反旗を翻して自民党を分裂→下野に追い込んだ小沢一郎の乱との類似も指摘されている。

◆来季は「世界一の広告長者」へ 大企業「大谷翔平争奪戦」ワールドシリーズの熾烈
本人は念願のプレーオフへ全集中しているだろうが、すでに世界の産業界では来季を見据えてスーパースターの争奪戦が過熱している。「1業種1社」を貫くだけに、ライバル社に奪われまいと契約料の高騰にも拍車がかかる。今季すでに広告料などの競技外収入で世界のアスリートの4位につけている大谷は、来年には世界一の広告長者になりそうだ。

◆ススキノ首切り殺人裁判で父が語った「娘はSMプレイを楽しみにしていると」
国民を震撼させた衝撃的事件は、公判でも驚きの証言が相次いでいる。男性を殺害した田村瑠奈・被告の父は、証人尋問に出廷して異様な親子関係を語った。娘とのSMプレイの練習の様子を事細かに明かし、事件当日のことは、「娘が次のSMプレイを楽しみにしていると思っていた」と主張した。

◆ここにいる意味あるのか? 日の丸企業が中国から大脱出を始めた
痛ましい児童刺殺事件の後も、一党独裁の覇権国家は何も変わっていない。ネットには事実に基づかない反日投稿があふれ、当局はそれを取り締まらないどころか、刺殺犯の処遇さえ闇から闇に葬ろうとしている。日本のビジネスマンをスパイ容疑で逮捕し、太平洋にはICBMを撃ち込む一方で、自衛隊が公海である台湾海峡を航行しただけでいきり立って抗議してくる。儲け優先の企業のなかからも、「もう中国と付き合うメリットよりデメリットのほうが大きい」という怒りの声が出ている。表向きは平静を装いながら、裏では脱中国を進め始めた日本企業の内情をリポートする。

◆ミスターが「似ている」と評した森祇晶氏が巨人・阿部監督に「日本一の条件」を直言
長嶋茂雄氏は、セ・リーグを制した阿部巨人を祝福し、特に監督の手腕について「頑固で信念を貫くところが、かつてのV9捕手・森祇晶を見ているようだった」と絶賛した。その森氏は本誌の取材に、巨人が12年ぶりの日本一をつかむための条件を語った。捕手出身監督らしい「守り切る野球」を変えないことを強調し、「短期決戦では捨てるところは捨てる我慢強い采配」が重要だとエールを送った。本誌では、このほか黒江透修氏らV9選手たちが巨人日本一へのカギを指摘している。

◆「石破ショック」で値下がりしたなら仕込み時! これから期待できる日本株20
金融引き締めや財政再建に前向きな石破総理の誕生で、株式市場は全面安のパニックに襲われた。しかし、総選挙も政権の枠組みも優先政策もよくわからない段階での過剰反応には深い根拠があるはずがない。案の定、投資のプロや成功者たちは、ここを仕込み時と見て「買い」に走っていた。お買い得相場となっている成長有望株を一挙公開する。

◆ビートたけし「オイラの知る石破さんはイイ人だけどしゃべりが上手くない」
石破首相はオタク趣味を隠さなかったりコスプレしたりと、ちょっと風変わりなキャラクターでも知られる。かつて「ビートたけしのTVタックル」にも数多く出演して大胆な発言をしていたが、たけしはそんな石破氏について、「イイ人だし印象も悪くないよ」と語る。ただし注文もつけた。「頭が悪い人じゃないし知識も持っている。だけど要点をまとめて話すのが苦手なんだよね。しゃべりが上手くないのはウィークポイントかな」。

◆新制度を駆使すればここまで省力!「四天王」が教える「最短相続の裏ワザ14」
相続手続きが面倒なのは誰もが知るところ。だからこそ本誌ムック『丸ごと1冊! ずるい相続』がベストセラーになっているのだろう。しかし、政府や自治体も知らん顔ばかりしているわけではない。相続に必要な手続きを簡素化する新制度が次々と導入、検討されている。司法書士、行政書士、税理士、葬祭業のプロ4人が、相続手続きを劇的に易しくする方法を詳しく伝授する。

◆紅麹サプリだけじゃない――「腎障害」副作用を引き起こす薬142種リスト
腎臓は血液中の老廃物や毒物を濾過して尿として排泄する大切な臓器だ。紅麹サプリ摂取後に死亡した人の多くは腎障害を発症していた。薬や一部のサプリも人体にとっては異物であり、腎臓で代謝されるが、過剰もしくは長期の摂取はそのフィルターの“目詰まり”など重大な機能不全を招く恐れがある。本誌は専門家の監修の下、薬剤情報や製薬会社の情報開示に基づいて、腎障害を引き起こす可能性のある代表的な薬を調べてリスト化した。読者の多くが服用経験のあるような有名な解熱鎮痛剤や胃腸薬、降圧剤などが含まれていた。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
フランクリン・D・ルーズベルト元大統領(写真中央)
【佐藤優氏×片山杜秀氏・知の巨人対談「昭和100年史」】戦後の日米関係を形作った「占領軍による統治」と「安保闘争」を振り返る
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン